ニュースタイトル

カネヒロがお届けする、旬のニュースです。

【2008年】

「魚屋カネヒロヤフー店」は2008年9月末日をもちましてYahoo!ショッピングのストアサービスを終了いたしました。
今までご愛顧いただきました皆様には、厚く御礼申し上げます。

尚、「魚屋カネヒロヤフー店」でお買い上げ頂いた商品に関するお問い合わせは、直接当社までご連絡ください。

カネヒロニュース/11月号
 日々、冬の到来が感じられる頃となり、北海道の内陸では初雪の便りも聞かれています。
 根室前浜の海水温も10月下旬頃から急激に下がり、アキサケの後期群の回遊が始まっています。銀毛できれいな魚体が主体で目廻りも一回り大きいのが特徴で、この魚が水揚げされ始めれば、アキサケ漁も終盤戦を迎えることとなります。10月以降も漁獲は伸びず、浜値は高値で推移しています。イクラ、筋子などの魚卵製品や新巻サケ等の値上げは必須で年末商戦への影響は避けられない見通しです。
 7月下旬から道東沿岸で展開されてきたサンマ棒受け網漁は、10月下旬頃までに一段落し、羅臼沖から知床岬にかけての海峡サンマが根室港で水揚げされています。ミール原料となるジャミサンマが主体で漁獲枠の消化が目的とされています。11年連続サンマ水揚げ日本一が気になる花咲港ですが、10月末現在ではその座を維持しています。11月以降は三陸沖が主漁場となり、道東沿岸でのサンマ漁は終漁します。

カネヒロニュース「つり情報」
 紅葉が落ち、本格的な晩秋の風景となりつつある道東の湿原には、多くのカモ類が飛来し、根室特有の秋景色が広がっています。
 10月まで比較的暖かかったこともあり、やぶ蚊等の大発生のため、なかなか足を踏み入れることができなかった湿原の河川では11月以降、ようやく短い本格的なシーズンを迎えています。大型のイトウが期待できるこの時期、多くの釣り人が各河川の有名ポイントに入釣し、思い思いの釣りで秋の深まりを堪能しています。風蓮川にて76cmのイトウの釣果を皮切りに、数匹の釣果が既に報じられています。いずれもフライフィッシングでの釣果で、下流域が好調のようです。また、今年はウグイの姿が多く見られ、外道としてフライにアタックしてきます。水面が凍り始める11月末までが釣期で多くの釣り人が湿原へと足を運びます。
 海釣りではニシンが好調で朝夕の短い時間に集中して釣ることができます。25cm位の良型が主体となっています。これからの時期、花咲港でオオチカが最盛期を迎えます。30cm近い大型も混じり、例年、多くの釣り人が押し寄せます。真冬でも釣り人の姿は絶えず、冬季の貴重な釣魚となっています。また、コマイも美味しい季節を迎え、一夜干しやルイべなどで食され、北海道特有の食文化が脚光を浴びる季節となります。
2008.11.4

道産食品登録制度
 北海道の豊かな自然環境の下で生産された原材料を使用して、道内で製造・加工された道産へのこだわりの加工食品を登録する制度で、第一弾登録食品が3月29日北海道農政部から発表されました。
 カネヒロでは「たら子」が、今回基準に適合していることが確認され登録されました。
 北海道前浜の新鮮な生子だけを原料にして素材の旨味を引き出した「本物の味」をご賞味ください。
「たら子」北海道登録 第 1S0100003号
平成18年3月6日
2006.4.7
 カネヒロでは「たら子」の登録に続き、「からし明太子」「鮭フレーク」も基準に適合していることが確認され、登録されました。
 私ども株式会社カネヒロは、北海道の新鮮な素材を使った「本物の味」をめざして、根室でしか造れない逸品づくりを進めてまいります。
「からし明太子」北海道登録 第 1S0100004号
「鮭フレーク」北海道登録 第 1S0100005号
平成18年5月11日
2006.6.12

カネヒロニュース/10月号
 10月の声を聞くと季節の移り変わりは速く、北海道の屋根、大雪山系では例年通り初冠雪を記録し、日々、冷え込みが増しています。
 9月以降、比較的安定した水揚げを続けている道東沖のサンマ棒受け網漁は主漁場が花咲港から3〜4時間の前浜に形成され、連日、早朝からの水揚げが行われています。組成の方も大、中型魚が中心で食用メインの流通となっていますが、今後は水揚げ量や価格に応じてミール原料等への転換が行われ、受け入れ体制の状況により水揚げ量も調整されます。今月いっぱいが漁期となるサンマ棒受け網漁に根室の街は、一年で最も活気に満ちた季節となります。
 8月下旬に解禁されたアキサケ定置網漁は沿岸水域の海水温が例年より高く推移しており、まとまった魚群の来遊がない状況で根室管内は、昨年比の約6割程度の水揚げ量となっています。10月には日々、海水温の低下が進み、比較的まとまった来遊がみられます。現時点では銀毛の割合が少なく、小型魚が多いのが今年の特徴ですが、これからの魚群に大きな期待が寄せられています。また、はえ縄による釣り物のアキサケにおいては不漁が続いていましたが、今後は好転すると予想されており、良質の銀毛アキサケが水揚げされます。

カネヒロニュース「つり情報」
 秋の深まりが日々感じられる様になり、前浜ではアキサケ釣りが最盛期を迎えています。根室半島の小河川が流れ出る浜では、早朝から多くの釣人が押し寄せ、その人気ぶりがうかがえます。ルアー釣りでの早朝と夕方の短い時間帯が高確率で1〜2匹程度の釣果ですが、その少ないチャンスを生かして釣りあげた充実感は何事にも代えがたい程です。40g程度の大型スプーンにタコベイトを装着し、餌としてサンマのぶつ切りを使用するのが主流となっています。10月下旬までが釣期で遊漁船による沖釣りも北海道各地で行われています。
 根釧原野を流れる河川では秋のイトウ釣りシーズンを迎えており、湿原には多くのカモが飛来し、秋の湿原らしい光景へと移り変わっています。産卵期の春のイトウ釣りと異なり、秋では中、下流域がメインのポイントとなり、大場所での釣果が期待できます。この時期、一日中かけて粘り続ける釣り人が多く、時間を問わず釣れるのが特徴です。
 根室管内では、風蓮川、別寒辺牛川が主流ポイント河川として有名で、その生息数も幾分、回復傾向にある様で50cm程度のサイズのイトウであれば、出会える機会も珍しくありません。しかし、今年はヒグマの目撃数や直接の事故が多く、深追いは危険な状況と言えるでしょう。
2008.10.1

カネヒロニュース/9月号
 初秋の風が吹き、秋の味覚とされるサンマやアキサケの水揚げが最盛期を迎えています。
 8月中旬から全船が交代制で操業しているサンマ棒受け網漁は、生産者団体である全さんま(全国さんま棒受網漁業協同組合)が漁獲制限を実施して、一方的に水揚げ量を削減して取引価格を安定させて価格の暴落を防いでいる一方、加工業者は原魚を確保するため想定外の高値での買い付けが続いています。毎年、この時期、サンマは道東沖に策餌回遊しています、以前は副業的な漁として行われていましたが、サンマの資源量の調査が開始され、その概略が数字化されるまでになった今日、調査船による漁期前の漁予想なども含め、情報が先走りし、それを取り巻く関係者が過敏になりそれに加え、人為的な策略がよりいっそう複雑な状況を作り出しています。9月からは漁獲制限が少し緩和される見通しですが、本来のサンマ漁には程遠い全さんまの暴挙と言っても過言ではありません。
 8月下旬から陸網のみで操業が解禁されているアキサケ定置網漁は8月30日に沖網での操業が解禁となり、9月からは本格的な水揚げが開始されます。国内販路のみでの価格の低迷を防ぐため、輸出向けによる原魚確保が行われて以来、安定した水揚げ金額を維持しています。漁期前半は、肉質も良く、鮮フィレー等での取り扱いがメインとなります。筋子も生鮮の状態で店頭に並べられ、季節感のある販売が行われています。水温が下がり始める、9月中旬からはイクラ、筋子等の魚卵製品の生産が本格化します。アキサケを原料とした色々な製品が開発されている中、最も付加価値を付ける可能性がある魚として注目されています。11月末までが漁期で今後の漁に期待が寄せられています。

カネヒロニュース「つり情報」
 例年、カラフトマスの来遊で賑わう季節になりましたが、今年は極端に来遊数が少なく、空振りに終わる釣り人が多いようです。知床半島の付け根を流れる幌別川河口では釣り人のゴミにより、ヒグマの出没が頻繁になり、立ち入りが禁止されるエリアも出てきています。根室でも小河川での河口が主な釣り場となり、1か所に多くの釣り人が集まるため、トラブルも絶えないようです。人気の釣りだけにそのマナーも問われる所です。9月下旬になれば、アキサケの来遊も始まり、北海道でしか味わえない釣りの醍醐味がより一層の加熱ぶりに火をつけます。
 他の魚種では、水温が下がり始めるこの時期、クロガシラカレイの岸よりが始まります。水温が上がる夏季は沖に分布していますが、秋には大型のクロガシラカレイが深みのある漁港に集まり、格好のターゲットとなります。主に投げ釣りがメインとなり、カジカやコマイ等の外道も姿を見せます。水温が下がりきる冬季には、再び沖へ移動します。また、9月から10月にかけては大型のニシンを岸壁で釣る事ができます。前浜のニシンは種苗放流における資源で毎年、地道な放流活動が続けられています。塩焼き、煮付けに加え、刺身が格別の味とされています。朝、夕の回遊で効率の良いサビキ釣りが主流となっており、電灯を使用した夜釣りなども行われています。10月中旬までが釣期で短い秋を堪能できる釣りのひとつと言えるでしょう。
2008.9.1

カネヒロニュース/8月号
 まだ、肌寒い5月から行われてきたロシア200海里内サケ、マス流し網漁は、8月の1週目の水揚げで最終となり、本年度の漁は大きな事故もなく、終漁を迎えます。燃料高騰が魚価に直接反映されない結果となりましたが、今後のサケ、マス漁の存続においては、大きな意味のある年になることでしょう。
 7月下旬からは10t未満船によるサンマ棒受け網漁が解禁されており、ロシア200海里内での操業が行われています。漁場が比較的遠いものの、漁模様が良く、大型魚中心の水揚げで8月上旬、消費地の販売取組みが本格化していない事もあり、花咲港に集中水揚げされるサンマは供給過剰気味となっています。30℃を超える本州各地の気候の中、秋の味覚とされるサンマを焼いて食べるといった感覚は少なく、産地と消費地との間に感覚のズレがある事は否定できません。
 8月5日からは19t船団の参入により、道東各港でのサンマの水揚げが本格化します。また、8月19日からは大型船によるサンマ漁が解禁され、道東の水揚げ量や相場により、三陸各地の水揚げも開始され、初秋を感じられる季節を迎えます。道東では魚群が南下する10月下旬まで漁が行われ、ほぼ、毎日のように水揚げが続き、産地からの鮮サンマの出荷も続きます。

カネヒロニュース「つり情報」
 北海道にも本格的な夏が訪れ、海の色も灰色から濃紺色へと変わり、道東各地でカラフトマスの来遊が始まっています。今年の来遊時期は例年より1週間ほど早いとされており、7月の下旬には既に各地での釣果が報じられています。しかし、来遊数は少なく、2年に1度の貧漁の年とされています。しかし、この釣りのファンは多く、早朝、夕方には規制のない小河川の河口付近において多くの釣り人で賑わいを見せています。8月下旬には秋サケの来遊も始まり、より一層の賑わいとなります。
 また、道東の各港での投げ釣りでは北海道でおなじみのクロガシラカレイやスナガレイなどが釣れています。しかし、この時期のカレイは身のしまりが悪く、味も水っぽいのが特徴です。遊漁船による釣りも標津などで盛んに行われており、漁師の良い副業となっています。
 各河川での釣りでは上流域でのヤマメ、ニジマス、オショロコマが最盛期を迎えており、1年で最もコンディションの良い魚体が釣り人の目を楽しませています。食しても美味で特に天ぷら等は最もポピュラーな料理法です。川魚は特に鮮度が命で釣りたての魚を河原で食すといったスタイルが最も贅沢な料理法と言えるでしょう。道東各地の河川の上流域は水質も良く、残された数少ないトラウトの聖域とされ、本州からの遠征組も少なくありません。8月いっぱいが釣期でその後は、多くの魚が産卵への準備に取り掛かります。
2008.8.1

カネヒロニュース/7月号
 原油価格の高騰による燃料費の値上げで各産地の漁業に大きな影響を与えている中、根室のサケ、マス流し網漁でも魚価に反映されない厳しい操業が続いています。
 7月、漁の終盤を迎えるロシア200カイリ内のサケ、マス流し網漁は依然としてトキシラズの水揚げが好調で魚の質が落ちてきている事もあり、低価格で推移しています。主にトキシラズを水揚げしている19t船は限られた操業期間中、操業海域を3A区へと移行し、ベニザケを狙っての漁が7月末まで行われます。大型船は、2航海目の1区での操業で定められた漁獲枠内での水揚げが7月中旬以降ピークを迎えます。
 7月8日からは道東沖でのサンマ刺し網漁が解禁となります。年々、過激な販売となるこの時期、漁業者にとっては期待の半面、今年は燃料費等の関係で早い段階での切り揚げが予想されているため、その価格形成に注目が集まります。
 また、根室名産の花咲ガニ漁も7月10日に解禁となります。多くの海産物が水揚げされ、産地根室に本格的な夏が訪れます。

カネヒロニュース「つり情報」
 7月1日、道東各地の河川ではヤマメ釣りが解禁となり、北海道の渓流釣りが最盛期を迎えています。年々、その生息環境が悪化する中、各漁協による稚魚放流でその生息数を補っています。比較的自然繁殖が行われている標津川、忠類川等においては絶大な人気河川として取り上げられ多くの釣り人で賑わいます。
 道東の河川において対象魚はヤマメだけでなく、オショロコマも多く、その釣りを盛り上げます。その圧倒的な生息数を誇る、知床の各河川では地元においては雑魚扱いされる魚ですが、学術上、大変貴重な魚でその生息は限られた地域のみとなっています。
 本州の河川とは異質で特に神経を使わなくても、比較的簡単に釣ることができ、そのあたりにおいては北海道の自然の懐の深さが伺えます。8月中旬までが釣期で、釣り上げたヤマメを河原で頂く天ぷらの味は至福の時とされています。
 また、根室の太平洋沿岸では、アブラコやマカジカ等の磯釣りも最盛期を迎えており、歴史ある多くの大会が開催されています。この釣りの魅力はダイナミックさで超大物を狙える釣り場として根室半島は道内から多くの釣り人を呼び寄せます。
2008.7.1

カネヒロニュース/6月号
 日本200海里内サケ、マス流し網漁の解禁から早、1か月半が過ぎ、根室ではトキシラズの本格的な水揚げで浜は活気に満ちています。漁模様は良好で、1航海を4〜5日程度の短期間で水揚げを続けています。そのため鮮度の良い物が多く、価格も前年を大きく下回っているため、大手の売り先がある買受人達は積極的な取り扱いとなっています。6月中旬にはトキシラズの質が落ちてゆき、また、水温が上昇するに従い、カラフトマスの水揚げが本格化します。
 ロシア200海里内での操業を行っている19t船の水揚げも始まっており、各船、2航海目の水揚げです。2区と称される南千島での操業でトキシラズをメインとした水揚げを行っており、満船の状態での帰港となっています。ベニザケの水揚げも僅かながらあり、新物の本チャン沖ベニは、関係者の注目を集めています。今後はベニザケの主漁場となる水域での操業が行われ、本格的な水揚げが始まります。
 5月の中旬に出漁した大型船は1区と称されるカムチャッカ水域での操業で価格の高いベニザケを主に漁獲しています。年々、操業条件が厳しくなる中、存続をかけた操業が展開されています。6月中旬には良質なベニザケが道東に水揚げされる予定で7月下旬までの漁期に大きな期待が寄せられています。

カネヒロニュース「つり情報」
 早春に放流されたサケ、マス稚魚は河口域までたどり着き、大海原へ旅立つ時期が訪れると同時に、それを追って多くのアメマスも海へと下り、サーフでのウミアメ釣りが最盛期を迎えます。道東の太平洋沿岸では6月から7月にかけて多くのアメマスが沿岸を回遊し、チカやカタクチイワシなどの小魚を捕食して河川では見る事のできない好コンディションのアメマスを釣る事ができます。ターゲットは60cmを超えるモンスター級でダイナミックな釣りが人気を呼んでいます。10〜11ftのロングロットに28g〜35g程度のジグミノーを使用し、高速リーリングでアメマスを誘います。ブルーやピンクといったカラーが効果的で早朝が圧倒的に高確率な展開となります。小河川や湖沼の淡水が流れ込む場所が好ポイントでそういったポイントの開拓もこの釣りの魅力のひとつとされています。しかし、太平洋沿岸は比較的波が高く、危険にさらされる場所も少なくありません。特にウェーダーは必至アイテムですが危険なウェーディングは避けるべきです。
 稀にサクラマスといったうれしい外道が釣れる確率もあり、未知なる可能性を秘めた新たなスタイルの釣りが道東各地で展開されています。
2008.6.2

PH
PH
08.5.23 撮影
日本列島最後の花見。
根室市 清隆寺の千島桜が満開です。
2008.5.26

カネヒロニュース/5月号
 海明けの漁として解禁された日本200海里内サケ、マス流し網漁は5月に入り、本格化しています。4月中の水揚げは、全船が出漁していなかったものの、漁模様は比較的良く、4月下旬の初水揚げでは数量がまとまり、昨年を下回る価格で取引きされています。魚体は昨年よりは大き目で、小型魚が約6割を占める組成となっています。脂ののりは良好で、旬の味として街の鮮魚小売店では、地方発送が絶えないようです。その反面、1隻のサケ、マス漁船が転覆する事故が起きており、さい先の悪い幕開けとなっています。5月からは残りの全船が出漁し、前浜での水揚げは6月下旬まで続きますが、漁業者側では近年にない浜値安となるのではと、不安に包まれた操業となっています。
 5月中にはロシア200海里内での操業が始まる予定で、本年度のサケ、マス市場があらわになる北洋サケ、マス流し網漁が解禁となり、根室、花咲港を中心とし、厚岸、釧路港の道東3港では、水産加工業者の熱い商戦が始まります。

カネヒロニュース「つり情報」
 北海道でもフェーン現象で30℃を上回る気温を記録しましたが、根室では桜の開花にはまだ時間がかかりそうです。それでも北国の春本番といった気候を感じられるようになりました。
 湿原の河川には、これからシベリアでの繁殖期を控えた各種のカモやハクチョウの姿が多く見られ、新緑に覆われた牧草地では6月の出産期を控えたエゾシカの群れが道東の景色に溶け込んでいます。
 今春のイトウ釣りでの釣果は近年にない好調が続いており、風蓮川ではメーターオーバーを筆頭に確認されているだけで10数匹の釣果が報じられています。上流域から下流域までの広範囲での釣果で、60〜70cmのイトウが中心のようです。プラグを使用したルアー釣りがメインですが、下流域では大型のフライを使用しての釣果も多いようです。
 好調の要因として多くの釣り人から聞かれる声は、水質が数年前から良くなってきているという事です。酪農で排出される牛の糞尿の河川への垂れ流しが激減している事が一番の原因と考えられます。また、最下流域でのウライの投入期間が短くなり、河川と海への行き来が比較的自由になった点も挙げられます。河川改修の手が伸びず、この様な河川が今後も存在するような地域はそう多くはないでしょう。
 これからの時期、道東の各河川では、サクラマスの遡上が本格化します。また、放流されたサケ、マス稚魚のほとんどが下流域に集結し、それを追ってアメマスも海へと下り、海岸でのアメマス釣りがシーズンを迎えます。年々、新たなポイントが開拓されている釣りで、道東では注目度No.1の釣りとなっています。
2008.5.7

PH
08.4.14 8:40AM 撮影
北の風で知床から流氷がまた流れて来ました。
4月の今頃としては最近では珍しい光景です。
2008.4.14

カネヒロニュース/4月号
 道東沿岸を覆っていた流氷もすっかり姿を消し、本格的な海明けの漁となる10t未満船の日本200海里内サケ・マス流し網漁の解禁が間近に迫っています。正式日程は未定とされていますが、4月中旬以降の出漁予定になるとみられています。この漁の大半の船団を占め、主産地となる根室市は、年々、衰退の一歩をたどっている漁に今年こそはと期待を込め、出漁準備に追われています。すっかり高級魚となった以西船ブランドのトキシラズ。その癖のない日本人好みのさっぱりとした脂は北の荒海が育んだ春季の味覚にふさわしく、毛ガニ同様、代表的な旬の味とされています。大都市の高級鮮魚店や百貨店等では、1切、1,000円以上の価格が付けられ、水揚げ港各地でのブランド化も進んでいます。昨年の水揚げは、早春、小型魚が中心の水揚げだった事もあり、その魚体組成や価格形成等が注目されています。
 根室の前浜では流氷の移動と共に沿岸漁業の代表とされるカレイ刺し網漁が始まります。年々、その資源量は減少しており、その種苗生産の活動に漁協は力を注いでいます。クロガシラカレイ、タカノハガレイ、クロソイ、ニシン、ウニ等、北の海ではおなじみの魚種が主に生産され、稚魚放流されています。この放流にも幾つか課題が残されており、中間育成の期間、放流時期、サイズなどが検討されています。
 4月以降、色々な魚種が水揚げされ、根室の前浜は長い冬の沈黙から賑わいを取り戻します。

カネヒロニュース「つり情報」
 早春の暖かな風が大地を覆っていた雪を溶かし、北の大地、北海道は着々と春の気配が感じられる様になりました。
 道東の各河川は、完全に氷が落ちて春のアメマス釣りがシーズンインしています。この時期、1年で最も賑わいを見せ、十勝川・阿寒川・釧路川・別寒辺牛川・別当賀川・風蓮川・床丹川・当幌川・西別川・標津川・斜里川等、1シーズンでは到底、回りきれないフィールドが数多く点在しています。
 その中でも、昨年同様、別寒辺牛川での釣果が型・数共に郡を抜いており、その生息環境の良さが伺えます。50cm程の大型魚を中心に数十匹単位の釣果が期待できます。ルアーに関しては、特にこだわる必要性がない様です。
 アメマス同様、イトウもベストシーズンを迎えており、風蓮川・別寒辺牛川で釣果が期待できます。春は大型魚がほとんど上流域へ産卵のため遡上しています。中・下流域では産卵に加わらない若い個体が中心に集まります。既に3月下旬、数匹のイトウの釣果が報じられており、今年は比較的、早い展開となりそうです。その典型として、3月下旬にサクラマスも標津川・別当賀川にて釣り上げられており、その遡上も半月程早まっている様です。
 4月中旬頃には、サケ・マス稚魚の放流がピークを迎え、それを追うアメマスが最も活発化する季節となり、本格的な新緑の春が北国に訪れます。
2008.4.3

PH
08.3.12 1:00PM 撮影
湾外(外海)遠くにうっすら羅臼岳が望まれます。
PH
08.3.12 8:40AM 撮影
湾内は結氷、湾外は流氷に覆われた根室港。対岸に知床半島の山々がうっすらと見えます。
2008.3.12

カネヒロニュース/3月号
 本州では、春を先取りした果実や山菜などが出回る中、2月29日に日本最東端の根室・納沙布岬にはシベリアからの流氷が2年ぶりに接岸し、北海道の冬景色が大海原を覆っています。
 昨年末から操業が続けられてきたロシア200海里内でのマダラ底はえ縄漁の全船は、2月末に切り揚げています。期間を通して漁は不振で品薄感が強まり、比較的高値で推移した結果となりました。各船は、2ヶ月後の5月に解禁が予定されている、サケ・マス漁が始まるまでは休漁となりその準備期間となります。
 たら子・からし明太子の原料を供給する、羅臼のスケソウ刺し網漁も時化や流氷の合間をぬっての操業となり、まとまった水揚げがありません。3月末までの漁期ですが、これからの時期は卵巣の成熟が進み、質が落ちてきます。
 道東で取り扱われる3月の水産物は、年間を通して魚種・数量ともに最も少ない時期で、1年の海明けの漁とされる4月解禁予定の日本200海里内サケ・マス流し網漁まで、根室は活気のない静かな季節となります。

カネヒロニュース「つり情報」
 根室の3月は日中、プラスの気温の日が多くなり、各地で賑わいを見せていた氷上のワカサギ釣りも危険が高まります。3月上旬までが最後のチャンスとなり、ワカサギの味覚を堪能できる日もあと数日となります。
 野山にフキノトウが姿を見せ始める3月下旬からは、道東の各河川での支流域で早春のイワナ、ヤマメ釣りがシーズンを迎えます。釣り場には多くの残雪があり、スノーシューなどを利用することをお勧めします。ちょっとした深みがポイントとなり、1つのポイントに数十匹が溜まっているのがこの時期の特徴で、冬期間、飢えていた魚は目の前のイクラ等の餌に飛びつきます。ちょうちん釣りという2m前後の短い渓流竿に竿の3分の2ほどの長さの仕掛けを使用した釣り方が手返しが良く、数釣りに適しています。道東ではヤマメは資源保護のため5月から7月まで禁漁とされており、シーズンとしては4月末までとなります。
 湿原を流れる道東の河川の本流では、氷が落ちる3月下旬にかけて、イトウ、アメマスをターゲットとしたルアー・フライによる釣りがシーズンインします。今シーズンは、どのようなドラマが待っているのか、釣り人は多くの夢を描き、育みながら湿原へと足を運びます。
2008.3.3

PH
08.2.6 撮影
沖まで氷に覆われた根室港、この氷は流氷ではなく厳しい寒さで、この沿岸で凍ったものです。水平線には、知床半島羅臼の山々がうっすら望まれます。
2008.2.6

カネヒロニュース/2月号
 1年で最も厳しい寒さを迎える北海道。根室でも1月下旬にまとまった積雪を記録し、本格的な冬景色を感じられるようになりました。
 根室の前浜では、厳寒の海で昔ながらの伝統漁法が展開されています。コマイ、チカ、ワカサギ等の魚種を対象とした汽水域で氷の下に網をはる氷下待ち網漁、小舟から身を乗り出し、箱眼鏡を覗きながら海底に潜むウニをすくい取るタモウニ漁、小道具を使用し、海岸の岩に張り付いた海藻を採取するフノリ漁など自然の恵みを知恵と工夫を凝らした漁法で採取する漁は前浜漁師にとって冬季間の貴重な収入源となっています。
 その反面、最新鋭の機器を搭載し、ロシア200海里内でマダラを対象として操業を行っている中、大型船はアラスカ産等の輸入原魚の増加にともない、金額的に厳しい操業を強いられています。ロシア側のオブザーバーの乗船による改善整備(シャワー等)、が整っていない小型船は出漁できない状況となっており、資源大国の強気の姿勢がここでも大きな波紋を呼んでいます。根室の漁業はロシア200海里内での操業に大きく依存しており、今後、獲る側、獲らす側の考えのギャップがますます大きくなるのは避けられないでしょう。水産関連だけでなく、都市として色々な問題を抱えている根室にとってはその流れに逆らう事ができず、より一層、厳しい情勢が後押し、暗中模索しています。
 この時期、(株)カネヒロは数少ない前浜、北海道産たらこ、からし明太子の生産がピークを迎えます。年々、アメリカ産やロシア産の原卵を使用した製品がそのシェアを占める中、素材本来の味を最大限に引き出した風味豊かな一品が魅力の(株)カネヒロのつりたらこ、からし明太子を是非、ご賞味下さい。

カネヒロニュース「つり情報」
 1月下旬からの連日の冷え込みにより、湖面を覆っている氷の厚さも30cm程度となり、各地で氷上のワカサギ釣りが最盛期を迎えています。年々、環境の悪化によって自然繁殖のみの水域では、その生息数を減らしています。しかし、内水面漁業権が設定されている水域では、資源管理に力が注がれており、安定した釣果が期待できます。冬のレジャーとして人気のワカサギ釣りですが、その釣法をヒントに氷上のニジマスやアメマスなどのトラウト類を専門に狙う釣り人が年々、増加しています。通常、使用するルアーロッドにフックとシンカーのみのシンプルな仕掛けに餌はブドウムシ、ミミズなどが効果的とされています。あとは、竿先に取り付けた鈴が鳴るのを根気よく待つだけです。この釣りのポイントは、その日の遊泳層をいち早く見つける事が重要で、1尾を釣るまでは小まめな手返しが必要となります。この釣りで50cmを超える大型魚も記録されています。釣りあげたニジマス等は自然の冷蔵庫で瞬時に凍り、ルイべでも食されます。ニジマス等が生息する湖沼やダムであれば、どこでもその可能性があり近郊に存在する水域で挑戦する価値はありそうです。
 氷が落ちるまでの約2か月間、春の息吹が芽生えるまでは水面を見ない釣りが未知なる可能性を広げます。
2008.2.4

PH
つい2、3日前に-34℃以下の最低気温を記録した旭川などの寒い地方に比べるとまだましな根室ですが、連日の氷点下の厳しい寒さで根室港は結氷し、春まで冬眠状態が続きます。
(今年の根室の最低気温は、今のところ 1月19日の-11.2℃です。)
2008.1.21

カネヒロニュース/1月号
 根室の納沙布岬からは初日の出を拝む事ができ、穏やかな年明けを迎えています。
 昨年、12月28日の最終セリから1週間、1月5日には根室・花咲市場で今年の初セリが行われ、ロシア200海里内で漁獲されたマダラやスケソウタラなど約9,000函が水揚げされています。水揚げ量が多かった事もあり、昨年の初セリ価格より2割程安値で取引きされていますが、最終セリの勢いはそのままで依然、高値傾向で推移しています。
 年末、小型魚で苦しんだ底建網コマイ漁は年明けも続けられ、冬季間、根室の沿岸漁業者の貴重な収入源となっています。昨年の1月はオオマイと称される大型魚の大漁でにぎわいましたが、今後の漁模様が注目されます。
 根室管内サケ・マス増殖事業協会が管理している根室市内の別当賀、落石の各ふ化場で昨年、採卵された秋サケの受精卵が次々とふ化し、稚魚が誕生しています。4月上旬から5月中旬にかけて各河川に放流され、約4年後、根室沿岸に回帰します。また、海中飼育等の試みも実施される予定でより効率の良い成長に期待が寄せられています。

カネヒロニュース「つり情報」
 地球温暖化の影響は、世界各国のへき地から顕著に現れると言われていますが、日本最東端の道東地区でも例年と異なった現象が見受けられます。
 この時期、厚い氷で覆われ氷上のワカサギ釣りでにぎわう各地の内水面ですが、何ヶ所かで年が明けても結氷していない所があります。大場所では、国道44号線に面した厚岸の別寒辺牛、チライベツ川から厚岸湾に通じる水域がそうです。また、越冬のためシベリアから本州に渡るカモやハクチョウの姿も依然、多く見られ、関係者を驚かしています。最盛期を迎えているエゾシカ猟も積雪が極端に少なく、4輪駆動車で比較的簡単に入林できるため、人目に付かない大きな沢に身を潜めたまま、日没までその姿を現す事が稀になっています。
 その様な状況の中で、北海道ではオフシーズンとされてきた冬季の河川での釣りですが、結氷していない釧路川や十勝川などの大河川で大型のアメマスを狙う釣り人が増加しています。釣り雑誌等で紹介されたのが火付けとなり、60cm以上の大型魚をターゲットにしたダイナミックな釣りが紹介されています。ルアー、フライ等を使用した釣りで、何より寒さに耐える集中力が必要とされます。この様な釣りでは1匹の釣果に大きな価値があり、シーズン中にない満足感を味わう事ができます。
 1月の海釣りでは正月休みを利用した道東沖、太平洋での遊魚船がその数を増やしており、ソウハチ、スケソウタラ、カジカ等の五目釣りを楽しむ事ができます。海岸では冬の北の海の主役とされるチカやコマイの釣果が報じられています。
2008.1.8

【2007年】

カネヒロニュース/12月号
 北海道に本格的な冬の到来を告げる降雪が各地で報じられ、根室では積雪はないものの、厳しい寒波が吹き荒れています。
 その様な中、11月26日まで操業が続けられたサンマ棒受網漁はオホーツク海の海峡サンマの水揚げを最後に本年度の終漁となっています。三陸沖での操業は11月末までとなっており、鮮サンマの流通はこれを機に各店頭から姿を消します。また、アキサケの定置網漁も11月末をもって終漁しており、根室の3漁協は昨年を上回る水揚げを記録しています。漁業者にとっては明るい話題が多い秋期漁という結果となりましたが、それを扱う各水産加工業者は原魚高で厳しい取り組みを余儀なくされた年となりました。
 激寒の中、操業を行っている冬季のマダラ延縄漁は大型船の参入により本格化しています。各消費地で鍋素材等の需要が好調なようで各消費地の市場では引き合いが強く、高値が続いています。タチと称される白子は、今や高級食材となり、各飲食店では工夫を凝らした料理方法が生み出されています。
 年末の贈答用として取り扱われる水産加工食品が数多く出回るこの時期、各店頭では普段、まれにしか見ることのない逸品が販売されています。北海道の多くの食材も人気が高く、安心・安全な道産原料を使用した加工品は1ランク上の取り扱いとなっています。表示問題等、色々な問題が報じられている中、道産食材の地位は新たな脚光を浴びています。

カネヒロニュース「つり情報」
 11月下旬から道東の各河川は下流域から凍り始めており、12月の1週目までが今シーズン最後のチャンスとなりそうです。西別川だけは例外で魚の反応さえあれば年中、釣りが可能な河川として有名です。この時期、湿原を流れる河川の上流域の支流では産卵を終えたアキサケの卵を狙って多くのアメマスが集結します。イクラを餌にした釣りで、面白い様に釣る事が可能です。一度、ポイントを見つけてしまえば、毎年、例外なく同じ場所に溜まります。冬季は氷上のアメマス、ニジマス等の釣りが北海道の各湖沼で可能となり、年々、その釣り人口は増加している様です。
 海岸では、コマイ・チカ・アブラコ等、冬の北の海の代表的な魚が釣れ、通年、釣りを楽しむ事ができます。コマイは一夜干しや煮付け等にチカはフライ等の食材として人気があります。
 道東の冬山ではエゾシカ猟が最盛期を迎えています。今や北海道では農作物の害獣となるほどその生息数は増加し、根室でも牧草などの被害が跡を絶ちません。北海道は捕獲数の緩和や猟期の延長などハンターの有効利用と共に道の援助金を出して捕獲したエゾシカを買い取り、食肉として流通させる施設を各地域に設け、また、養鹿施設の設置を各地進めており、罠で捕獲したエゾシカを一時管理して、安定供給させる等の取り組みがなされています。また、それに伴い、エゾシカを資源と見なした大学4年制の専門学科が開講されるまでとなっており、先の見えない様々な試みが行われています。
2007.12.3


カネヒロニュース/11月号
 木々の葉は完全に紅葉となり、落ち葉が日々増して北海道は冬の到来を感じさせる季節を迎えています。
 今年は例年になく道東沖にサンマが長く居座り、11月現在厚岸沖から釧路沖の漁場で漁が行われています。10月上旬にいったんは小型魚中心の組成になったものの、新たな魚群が次々と入れ替わり中型魚中心の漁獲が続いています。例年だと三陸産の鮮サンマが主体なので、北海道産の鮮サンマがこの時期、首都圏に出回るのは稀な事です。
 11月10日までには全ての船がサンマ漁を切り揚げ、冬のマダラ漁が解禁されます。
 北海道の秋期漁を代表するアキサケ定置網漁も漁模様は一段落し、後期群の銀毛で比較的大型魚が中心の水揚げと変わります。この魚が来遊するとアキサケ漁はほぼ終漁期を迎える事となり、魚卵の生産もピークを過ぎます。11月下旬まで漁は続けられますが、今年は比較的安定した水揚げ量と浜高により、漁業者にとっては良い年となっており、秋期漁の締めくくりは幾分、早まる事と予想されています。

カネヒロニュース「つり情報」
 北海道の野生動物は冬の到来に備えて活発に活動しており、自然界の食物連鎖を目の当たりにする機会が多くなる季節を迎えています。
 サケ、マス科魚類の生息を育んでいる道東の湿原を流れる河川では、今シーズン最後のイトウ釣りの時期となり、休日には多くの釣り人が湿原へと足を運びます。今年、好釣果が報じられている風蓮川や別寒辺牛川では80センチ〜40センチまでのイトウがコンスタントに釣り上げられています。下流域がメインのポイントとなっており、ルアー、フライともに釣果が期待できます。また、今年はニジマスの釣果も好調で例年より暖かな年となった事が影響しているようです。
 釣果が好調な反面、ヒグマの出没も頻繁で、足跡や糞などの痕跡が多くの釣り人達により発見されています。根室では別当賀の山林を中心に活発に活動しており、警戒が呼びかけられています。
 北海道では例年より1週間早く、エゾシカ猟が解禁されており、山林では銃声が響いています。10月25日の解禁にあわせて本州の多くのハンターが訪れ、遠方では九州方面からのハンター達が地元のガイドを利用しての猟を行っており、多くのエゾシカを捕獲しています。10年前は阿寒など一部の地域のみでしか解禁されていなかったエゾシカ猟ですが、現在、個体数の増加で道東ほぼ全域が可猟区となっています。11月下旬には完全に木々の葉が落ち、冬山での本格的なシーズンを迎えます。
2007.11.2

カネヒロニュース/10月号
 北海道の屋根、大雪山では初冠雪が観測されるなど季節は刻々と移り変わり昼夜の気温の差が大きくなり、本格的な秋を迎えています。
 道東沖のサンマ棒受け網漁は南下のサンマを追う形となり、襟裳沖から霧多布沖を中心とした漁場で操業しています。組成については例年と比較して、小型魚が中心となる時期が早く、旬の時期とは思えない展開となっています。10月末まで続けられる漁は小型魚中心の水揚げが予想され、10年連続サンマ水揚げ日本一が懸かる根室・花咲港は事実上、終盤戦に突入していると言って良いでしょう。
 9月から解禁されている秋鮭定置網漁は道東全域で不振が続いており、関係者を悩ませています。そのため、浜値は無理をしての高値傾向で、三陸や地方への送りのための原魚確保が浜値高に拍車をかけています。今年の秋鮭は魚体が小さく、銀毛の割合も3割程度に留まっており、良質の物が多くありません。今後は水温の低下に伴い、中・後期群が来遊し、11月上旬頃まで来遊が続きます。年末の贈答用として利用されるイクラや筋子の生産が各社で本格化しており、北海道は実りの秋・旬の味に満ち溢れています。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東の各河川ではカラフトマスの遡上がピークを迎えており、知床半島ではカラフトマスのひしめく姿が見られます。この遡上は海と山の生態系を図るバロメーターとされており、北海道の豊かな自然が育む光景と言えるでしょう。
 海岸では秋鮭釣りが最盛期を迎えており、秋の到来が多くの釣り人で賑わっています。遊魚船による沖釣りや河川におけるライセンス制での釣りなど漁業以外での地元に及ぼす経済効果は、年々増加しており資源の有効利用に力が注がれています。釣期は10月中旬から下旬頃までで北海道のダイナミックな釣りが堪能できます。
 河川では秋のイトウ釣りが本格化しています。水温が下がり始めるこの時期、豪快な捕食行動が見られ、入釣のタイミングが良ければかなりの確率でイトウを釣り上げる事が出来るでしょう。イトウで有名な道内の各水域では、釣り人の姿が絶えず、北海道の秋を満喫できる最高の時期を迎えています。
2007.10.1

カネヒロニュース/9月号
 8月の根室は例年にない猛暑となり、いつもの年ならば秋風を感じる8月下旬でも依然として暖かい気候が続いています。
 8月中旬以降、サンマ棒受け網漁は大型船の参入により本格化しています。しかし、漁獲規制等の水揚げ制限により浜値は安定せず、浜値高の消費地安が続いています。9月以降は漁獲量が無制限となり、安定した水揚げが期待できます。魚体、脂の乗り共に最も良い時期を迎え、サンマの街、根室はサンマ祭り等のイベントで賑わいます。
 根室管内のアキサケ定置網漁も解禁を迎え、各港では銀鱗に輝くアキサケが水揚げされています。アキサケもサンマと同様、付加価値をつけるためのブランド化が各地で進んでいます。
 また、輸出向けによる原魚確保により、2、3年前から高値傾向で取引きされ、10年前のアキサケのイメージとは異なり、資源の有効利用を意識した取り扱いとなっています。
 北海道の秋は旬の食材で満ちあふれ、各消費地では北海道をとりあげた物産展競争が行われています。

カネヒロニュース「つり情報」
 大地を覆っていた植物が色合いを変えるこの時期、多くのカモが北海道に飛来し、秋の湿原での釣りがシーズンを迎えます。
 秋、サケ科魚類は産卵の時期を控え、シロザケ、カラフトマス、サクラマスと同様にアメマスも大群で上流域へと遡上します。魚群が見えていても釣れないのがこの時期の特徴で春が産卵期のニジマスやイトウをターゲットとした釣りが主となります。中流から下流域がポイントとなり、大場所狙いが高い確率で釣果に結び付きます。イトウが生息している北海道の各河川では、河川が凍り付く時期まで多くのアングラーが湿原へと足を運びます。
 アキサケの来遊が本格化する9月、道内各地でアキサケ釣りが始まります。近年、遊魚船による沖での船釣りが人気を集めています。1人、1万円と高額な遊漁金額ですが、銀毛のアキサケがターゲットで好釣果が期待できる事が人気のひけつとなっています。ライセンス制による河川での釣りも例年同様に続けられ、アキサケの有効的な経済効果が期待されています。10月中旬頃までが釣期で本州からも多くの釣人がサケを求めて北海道へ訪れます。
2007.9.4

カネヒロニュース/8月号
 7月以降、北海道周辺海域ではカタクチイワシ、マグロ、シイラ等暖水系魚類の姿が頻繁に確認され、ロシア沿岸では南方系のホオジロザメが捕獲されるなど海水温上昇による珍事が報じられています。
 5月中旬に解禁され、ロシア200海里内で操業を行ってきたサケ、マス流し網漁は各船、最後の航海を終えて続々と道東各港に帰港しており、8月2日の水揚げをもって本年度のサケ、マス漁は幕を閉じます。今漁期は大型船が拿捕される事件があり、今後、取り巻く環境はより一層厳しさを増すことになりそうです。
 根室市の各水産関係者は8月から本格化するサンマ棒受け網漁を取り巻く水産庁をはじめとした各提案に対しての会議が頻繁に行われています。国の漁獲管理理論と産地の関係者との概念には根本的な差異があり、地元経済に与える影響を懸念した産地側はその対応に苦慮しています。
 7月28日からは10t未満船によるロシア200海里内でのサンマ棒受け網漁が解禁され、火付け役となります。しかし、北上サンマは日毎に漁場が大きく変化するため隻数がまとまる19t船団の出漁までは不安定な水揚げが続きます。根室一大祭りの金比羅神社大例祭を終えた8月中旬以降、本格的な水揚げが始まります。
 前浜の小定置ではカラフトマスの漁模様が好調で、今年はカラフトマスの当たり年となっています。例年、8月下旬頃にはアキサケの水揚げも始まり、根室は1年で最もにぎやかな忙しい季節を迎えます。

カネヒロニュース「つり情報」
 北海道の短い夏が広大な大地を緑に染め、手つかずの大自然が釣魚を育んでいます。
 今年の道東地方は例年に比べて春から夏にかけての降水量が多く、真夏の河川としては良い状況となっています。ヤマメ、オショロコマをターゲットとした渓流釣りでは好釣果が報じられており、飛び交う昆虫に反応する果敢な捕食活動が見られます。サビが出始める8月末までが釣期で、9月以降は産卵を控えた大切な季節を迎えます。
 海岸をにぎわせていた海アメマスは一段落し、カラフトマスの来遊が本格化します。既に7月下旬には道東、道北の沿岸で初釣果が報じられており、例年に比べて一足早いシーズンインとなっています。昨年は絶不調となったカラフトマス釣りですが、今年の来遊数は多いとされており、大きな期待が寄せられてます。最も好釣果が期待できる知床半島周辺沿岸には多くの熱狂的な釣り人が集結し、初夏の風物詩となっています。しかし、トラブルも多く、法に基づいたマナーが問われる所です。
 釣果は早朝に集中しており、日の出後2時間までが高確率で大きな群に遭遇する事が出来るでしょう。ルアー、フライ、餌釣りといった色々な釣り方で狙うことができるのも人気を集める要因となっているようです。白銀に輝く魚体を求めて釣り人はこの時期、東奔西走を繰り返します。
2007.8.1

カネヒロニュース/7月号
 北海道でも初夏を迎え、旬の野菜や果物が多く出回る季節となりました。道東の旬の素材、トキシラズやベニザケ等は7月下旬頃まで水揚げが続きます。
 日本200海里内サケ、マス流し網漁は終盤を迎えており、7月上旬で終漁となります。今年は例年になくトキシラズの魚体が小さくまた、漁模様も比較的良かった事で安値の展開となりました。
 ロシア200海里内でのベニザケに関しては1区での操業は6月中旬までに終漁しており、現在、3A区を主した海域で操業中です。7月下旬にはほとんどの船が帰港し、本年度の春鮭鱒漁は終漁します。
 7月8日からは道東沖のサンマ刺し網漁が解禁されます。年々、旬の先取り感がある魚ですが、スーパー等の加熱気味の販売が加わり、初漁時は非常に高値で取り扱われる高級魚となります。7月22日には10t未満船によるサンマ棒受け網漁も解禁となり、道東沖でのサンマ漁の火付け役となります。8月上旬には19t船、中旬には大型船も加わり、本格的な水揚げが始まります。

カネヒロニュース「つり情報」
 7月1日、道東ではヤマメ釣りが解禁され、渓流釣りの本格的なシーズンを迎えています。山岳部では6月頃まで残雪があり、上流域では水温が10℃以下で非常に冷たい水の流れにヤマメやオショロコマが悠然と生息しています。野趣に満ちあふれた河川としては、知床半島の付け根部分を流れる忠類川、植別川、崎無異川、薫別川等があります。どの河川も非常に魚影が濃く、安定した釣果が得られますがヒグマの生息域のど真ん中であるため、十二分な注意が必要です。
 海釣りでは道東一帯の砂浜や漁港でアメマス、クロソイ、ガヤ等が釣れ始めています。アメマスにはジグやプラグを使用し、クロソイ、ガヤにはワームを使用してのルアー釣りで釣果が期待できます。アメマスを除き、漁港での夜釣りが主体でオホーツク海に面した根室港では連日連夜、釣人の姿が絶えません。8月下旬までは釣果が続き、その後、カラフトマスの来遊も始まります。
2007.7.2

カネヒロニュース/6月号
PH
07.5.28 撮影

PH
07.5.23 撮影
根室の「千島桜」今が満開です。

 日本200海里内サケ、マス流し網漁解禁から早、2ヶ月が過ぎようとしています。水揚げは完全にカラフトマス中心となり、トキシラズの水揚げは全体の2割程度に留まっています。そのため、ここにきてトキシラズの浜値が幾分もち直してはいるものの、カラフトマスの浜値が低迷しているため漁業者にとっては厳しい展開となっています。
 5月中旬に出漁し、ロシア200海里内で操業している19t船や大型船が5月末から続々と花咲港に入港しており、千島海域周辺で漁獲したトキシラズやベニザケの水揚げを行っています。ベニザケに関しては例年並の魚体であるものの、トキシラズについては小型魚が半分以上を占めており、水揚げがまとまれば底値扱いになる可能性が大きくなっています。6月中にはカムチャッカ半島周辺海域で操業している大型船が道東三港に入港し、ベニザケを主体とした水揚げが浜を活気づけます。
 日本最東端の街で毎年、当たり前のように行われている営みは今後、どのような経緯をたどっていくのか。不安定な情勢の中、北洋サケ、マス漁はその歴史を重ね続けています。

カネヒロニュース「つり情報」
 釧路、根室管内の5月の月間降水量が記録的に多かったため、河畔林が少ない道東の各河川ではめまぐるしく増水するケースがあり、不安定なコンディションが続きました。しかしながら今年のサクラマスの遡上数が多く、各河川では異常な増水時を除き、コンスタントな釣果があったようです。
 6月の湿原では色々な草花が咲き乱れ、北国の短い初夏を彩っています。サケ、マスの稚魚もほとんどが河口域へと下り、その姿を見ることが少なくなりました。草木が繁茂し、虫も大量発生するこの時期、道東の湿原でのイトウ釣りは今春、最後のチャンスとなります。ほとんどの親魚が産卵を終え、中、下流域へと移動しているため、タイミングによっては思わぬ大物を狙える事ができます。
 北海道の各湖沼では密放流され、定着しているブラウントラウトが気候の良くなる6月から8月にかけてルアーに良く反応し、各地で釣果が報じられます。しかし、漁業者にとっては害魚的外来魚として扱われているため、駆除等の措置をとられている所もあります。また、ニジマスの成魚放流が行われる時期でもあり、旅行がてら道内の各湖沼に立ち寄る際は挑戦してみる価値がありそうです。
2007.6.1

カネヒロニュース/5月号
 北海道にもようやく桜前線が到達し、遅い春が北の大地を彩っています。
 4月15日に解禁された日本200海里内サケ、マス流し網漁は前半、高浜値を意識した速い周期での漁が展開されています。水揚げされたトキシラズは小型魚が中心で2k前後の魚は全体の3割程度しかなく、1.4k前後の魚が大部分を占めています。そのため、魚体の大きさで浜値が1k当たり倍以上の格差を生じ、品薄の大型魚は高値傾向で推移しています。また、今年はカラフトマスの水揚げが例年より早く、漁場によっては既にトキシラズの水揚げよりカラフトマスの方が多い水揚げとなっています。
 ロシア200海里内で操業する19t船、大型船については5月中旬解禁見通しとなっており、道東を拠点とした水揚げが7月まで続きます。
 お知らせとして、今春も5月3日から5月8日の1週間ではありますが、(株)カネヒロが東京池袋東武百貨店における北海道物産展に出店する運びとなりました。旬のトキシラズを中心に多数のオリジナル商品を取り扱い、皆様のご来店をお待ちしております。

カネヒロニュース「つり情報」
 早春のアメマス釣りから1ヶ月、牧草地は緑に染まり、湿原の草花が春の息吹を感じさせる今日この頃。道東の湿原を流れる河川では春のベストシーズンを迎えています。
 4月の各河川の釣果は好調のようで、特に厚岸を流れる別寒辺牛川では30-50cmのアメマスが大爆釣。スプーンをメインとしたルアー釣りでの釣果がほとんどでした。
 5月は風蓮川のイトウ、別当賀川、標津川のサクラマス、西別川、阿寒川のニジマス等、各河川でターゲットを絞った釣りが展開されます。また、北海道には多くの湖沼が点在し、道東においては阿寒湖、屈斜路湖等で壮大なスケールでの釣りがシーズンを迎えます。近年は内水面における漁業権の管理に力が注がれ、安定した放流数により生息数が維持されています。主な魚種はイトウ、サクラマス、ニジマス等で自然繁殖したアメマスも春の湖沼をにぎわせます。
 6月下旬までは最高のコンディションで釣りが楽しめ、海釣りを含めた各フィールドでは北海道の魅力を最大限に味わう事ができるでしょう。
2007.5.7

 平成19年4月26日(木)〜5月8日(火)の期間池袋東武百貨店 本館 10階催事場において催されます「初夏の大北海道展」に出展致します。
 今回の物産展は、昨今話題の「夕張市」にスポットを当てた催しとなっております。
 弊社は、5月3日(木)〜8日(火)までの6日間の出展となり、根室より派遣の弊社社員が販売にあたらせていただきます。鮭、ほっけ、たら子等おいしい水産加工品を取り揃えておりますので、お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ幸いです。

カネヒロニュース/4月号
 気候の変化のみならず、日照時間が冬季間に比べ約2時間も長くなり、北の大地、北海道にも早春の息吹が次々と芽生え始めています。
 3月中旬にロシア側とのサケ、マス漁業交渉が妥結し、海あけ、初漁となる道東沖、日本200海里内での小型サケ、マス流し網漁が4月15日解禁予定となっています。
 根室市では根室、歯舞、落石の3漁協に所属している小型船32隻が出漁の予定です。又、全道での出漁体制は87隻程度になる見通しと発表されています。昨年の北洋産のトキシラズやロシア産の冷凍トキシラズが底値で取り扱われている状況下で新物として水揚げされる道東産のトキシラズの価格形成は低迷すると予想され、漁場、漁獲量、漁獲される魚体の目廻り等が大きなカギを握ります。
 その他、根室前浜では道内産として高値で取り扱われているニシンや大型のホタテ等が水揚げされ、また、オホーツク海では春の毛ガニ漁も解禁されて、本格的な沿岸漁業の始動とともに日本最東端の地にも春が訪れます。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東の各河川は3月下旬に氷が落ち、国道付近から入釣できるポイントではこの時を待ちわびた大勢の太公望で賑わいをみせています。
 4月中のターゲットはアメマス、イトウ、ヤマメに限られていますが、水流が上昇するにつれてニジマスやサクラマスの遡上が始まり、本格的なシーズンを迎えます。
 今年は水量が少なく、上流域にもほとんど積雪がないため、しばらくはこの様な状態が続くと予想されます。故に魚の警戒心も日々強くなり、アメマス等の釣果がまとまるのは4月中旬頃までと思われます。
 釣りのスタイルはポイントによって様々で上流域や支流域ではイクラ等を使用した餌釣りでヤマメを狙う者が大半です。中流域では主にスプーンやプラグ等のルアーを使用した釣りで効率良くポイント移動する事により釣果増が期待できます。下流域ではフライや大型のミノー等を使用して同じ場所でじっくりと粘り、魚の回遊状況に合わせた釣りが行われています。下流域の最大の魅力は開放的なポイントでのキャスティングと大型魚の期待が持てる点にあります。
 4月下旬にはサケ、マス稚魚の放流が各河川で行われ、それを狙った釣魚が河川を目まぐるしく移動し、ポイントも日毎に変化します。
2007.4.2

カネヒロニュース/3月号
 冬漁のマダラ漁は、大型船の延縄漁と底引き、刺し網漁が引き続き行われており、根室の前浜での貴重な水揚げとなっています。根室の水産加工業は1年で最も暇な時期を迎えており、漁師街は意気消沈しています。
 その様な中、今年の春に放流が予定されているサケ、マスの稚魚はすくすく成長しており、19年度の根室地区サケ、マスふ化放流計画が今月中に決定されます。報道では現状の放流数を維持する見通しとなっています。昨年は極端に秋の遡上が少なかったカラフトマスですが、当たり年の今年はその遡上に関係者の注目が集まります。
 例年、来月の中旬には解禁される日本200海里内サケ、マス流し網漁に関してのロシア側との協議が控えており、今シーズンを大きく左右する海開け漁となります。その多くの船団が根室市の3漁協に所属する事で以西トキシラズ水揚げ基地となっていましたが、今年はどのような条件での操業が強いられるか大きな不安となっています。年々、下火となっているサケ、マス流し網漁に今のところ明るい展望はありません。
 輸入物との差別化は勿論の事、生産者と販売者の連携した生産、販売戦略が今後の生き残りにつながる道として模索されています。

カネヒロニュース「つり情報」
 2月中も例年にない暖冬が続き、北の大地のフィールドでは1ヶ月早い展開を見せています。
 道東の湿原を流れる河川は上、中流域にて釣りが可能で多くの釣り人が足を運んでいます。釧路川ではルアーでのアメマス釣りが年中行われており、この時期は道東屈指の有名ポイントとなっています。川底を徹底的に探れば必ずアメマスの反応があり、30cm前後を中心に数釣りが楽しめます。
 厚岸の別寒辺牛川ではイトウをターゲットとした釣りが盛んに行われており、この時期、普段立ち入る事のできないポイントまでスノーモービルを駆使して入釣する強者もいるようです。餌が少ないこの時期、イトウが潜んでいるポイントに当たれば、以外と簡単に釣る事ができるのが大きな魅力です。最近はミノーを使用したルアー釣りがほとんどとなっています。
 根室の別当賀川の支流域ではイワナ、ヤマメが果敢に餌のイクラに反応を示し、少し早い春が訪れを告げています。3月の中頃には完全に河川が開けると予想され、半月早い幕開けが期待されています。
2007.3.1

カネヒロニュース/2月号
 流氷の影響が少ない今年の根室前浜では各冬漁が行われ、激寒の海から色々な水産物が水揚げされています。
 年明けから関係者を驚かせたオオマイの大量水揚げが1月下旬にも再来し、地元加工業者の取り扱い量を大きく越え、道内各地へと送られています。産卵期を迎えた魚群で多くの卵が採取され、醤油漬け等に加工されます。
 前浜漁業者にとって冬季間の貴重な収入源となる氷下待ち網漁がようやく本格化し、チカを中心とした漁獲がまとまりをみせています。
 ウニ漁も安定した水揚げが続き、市内の小売店では例年の2割安で取り扱われるなど、庶民の台所事情は明るい話も飛び交っています。
 マダラ漁についてはロシア水域内で操業していた小型船は1月末で終漁しており、各船は春のサケ、マス漁まで休漁となります。2月末まで大型船が操業しており、刺し網漁等を含めた水揚げが続きます。
 羅臼の安全操業でのスケソウ刺し網漁はロシア水域内での拿捕事件やロシアトロール船による漁具被害等を理由に操業を中止しています。2月からは前浜での操業へと転換されます。刺し網漁での水揚げは2月現在、昨年比を大きく下回っており、魚の城下町とも言われた羅臼を取り巻く色々な環境が変貌しつつ、時代の流れに流されています。

カネヒロニュース「つり情報」
 内水面は1月下旬頃からようやく本格的に結氷し始め、氷上のワカサギ釣りが賑わいをみせています。
 根室では風蓮湖周辺や別当賀川、長節湖などが主な釣場として挙げられます。今年は安定した釣果が報じられており、釣り人を楽しませています。天候も安定した今シーズンはテントなしでも十分楽しむ事が出来る日も少なくありません。
 釣り上げたワカサギは天ぷらをはじめ、フライ、南蛮漬け、一夜干し、甘露煮や色々な創作料理で活躍し、癖のないその味は年齢を問わず人気があります。
 アメマス、ニジマス、サクラマス等が生息する道内の湖沼では、氷上の穴釣りのシーズンを迎えています。未開発の部分が多い釣りでポイント、仕掛け、餌等各人がそれぞれ工夫を凝らした釣りとなっており、夏場とはひと味違った醍醐味を味わう事ができます。
 2月以降のシーズンは気候に大きく左右され、氷が緩む日は例年より早いと予想されています。
2007.2.6

カネヒロニュース/1月号
PH
07.1.16 撮影
1月に入ってから連日の寒さで結氷した根室港
(オホーツク海に面しています)

 2007年、根室の年明けは例年になく穏やかで4年ぶりに日本最東端の納沙布岬からの初日の出を拝むことができました。
 根室での庶民の景気回復は報道で報じられているような明るい話とはほど遠く、北国の厳しい環境が追い打ちをかけています。冬期間の出稼ぎ労働者の状況も都会の景気動向に比例し、多くの漁業者が根室を離れて就業しています。
 根室を支える漁業はロシア側との交渉での漁業協力費や漁獲数量の規制など日本側の思考とギャップがあるものの、打ち出された条件内での限られた操業に漁業者は全力を注いでいます。
 本年度は1月5日から20隻の底延縄漁船がマダラを主とした漁を展開しています。都会では考えられないような厳寒の荒海での操業が根室の冬を支える大きな原動力となっています。1航海を約1週間とし順次、根室、花咲港に水揚げします。

カネヒロニュース「つり情報」
 河川の中、下流域ではほとんどが結氷しているものの12月中旬から下旬にかけての冷え込みが弱かったため、1月上旬になっても河川の上流域は結氷せず、普段の流れを保っています。
 根室の別当賀や落石の山ではそういった流れにアメマスが集結し、ちょっとした穴場ポイントが形成されています。エゾシカ猟を行っている人でなければ、この時期足を踏み入れる事のないような場所なのでアメマスは悠然とその姿を見せながら泳いでいます。20cm前後の小型魚が中心ですが、イクラ等の餌釣りで簡単に釣果が得られます。たかがアメマスですが釣魚が少ないこの時期、貴重な存在となっています。
 また、例年にない事として1月になっても産卵を終えたアキサケの泳ぐ姿が一部で見受けられています。昨年は低気圧の影響で多くの定置網が破損し大量のアキサケが遡上したこともありますが、気候の変化が少なからず影響しているかは定かなところでありません。
 氷上のワカサギ釣りは汽水域や内水面での結氷が例年に比べて遅れており、阿寒湖では1月5日以降の解禁となっています。網走湖では年末から解禁され、冬の風物詩として報道されています。根室では風蓮川河口周辺でのポイントで釣りが行われており、数十匹の釣果が報じられています。既にワカサギ釣りで死者も出ており、結氷の状況の確認が必要な場所では注意が呼びかけられています。
2007.1.9

2007年 新春
明けましておめでとうございます
本年もカネヒロのホームページへのアクセス、誠にありがとうございます。
皆様には新年を迎えてますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
私どもカネヒロは従業員一同、根室の海でとれる新鮮な素材を安全・安心な食品として皆様の食卓へお届けできるよう、これからも精一杯努めてまいります。

本年もご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2007,1,9

【2006年】

カネヒロニュース/12月号
 唯一、降雪を記録していなかった釧路・根室地方にも冬の便りが届き、北海道は本格的な冬を迎えています。
 道東を賑わした秋漁は全て終漁し、冬のマダラ漁へと切り換わっています。例年、この時期話題となるサンマの水揚げ集計ですが、今年も根室の花咲港は他港を大きく引き離すサンマ水揚げ量を記録し、9年連続日本一という結果で幕を閉じています。
 アキサケ定置網漁は、低気圧の影響で定置網が破損した事で漁獲が前年割れした地域も少なくないようですが、取り扱い金額がおおむね増加している漁協が殆どで、漁業者にとっては魚価高に救われた年となりました。
 12月の根室の前浜ではめっきり水揚げ量が減少し、各水産会社は年末の贈答用製品の製造に力を注いでいます。各社が知恵と工夫を凝らした製品づくりを展開し、首都圏のデパートやスーパーでは多種、多様な水産加工食品が販売されています。世界各国から集まる食品と差別化を図るため、北海道では道産原料表示等に力を入れ、安心、安全な原材料を消費者にアピールしています。

カネヒロニュース「つり情報」
 湿原の河川での釣りでアメマス等の釣果があった11月下旬ですが、12月下旬には河川は氷に閉ざされてしまいシーズンオフを迎えます。
 斜里、網走等のオホーツク沿岸で話題となっているサンマの大量死ですが、隣接する各港ではサンマの大群が11月下旬に押し寄せ、サビキ釣りで面白いような釣果がありました。ジャミサンマが中心で、昆布巻きや煮付けなどに利用されているようです。海水温が7℃以下では生存できないとされているサンマは、死滅回遊へと追い込まれていきます。
 根室の浜では北海道の冬を代表するコマイやチカ等の釣果があるのみで、1月中旬頃から幕開けする氷上ワカサギ釣りまではレジャー的な釣りは難しいでしょう。
2006.12.4


カネヒロニュース/11月号
 道内各地で雪虫が観測され、その1週間後には降雪が観測されると言う俗説の通り、10月下旬に道北の平野部や道内各地の山間部で降雪を記録し、北海道では既に冬の便りが届いています。
 超大型の低気圧による大時化(おおしけ)の被害を受けた道東のアキサケ定置網漁は総被害額が数十億とも報じられ、漁模様が好転しかけた直後の被害で関係者は今年の操業や取り組みをあきらめる場面もでてきています。秋の繁忙期でのこの出来事は北海道の経済に少なからず影響を及ぼしています。
 道東を賑わせたサンマ棒受け網漁も11月には小型船の大半は漁を切り上げ、冬季のマダラ漁に備えています。
 前浜では約半月遅れていた釣りイカ漁の漁模様が良くなり、釧路沖を主漁場とした漁が2週間程続いています。鮮度が良好な物が多く、高値で取り引きされています。 また、この時期、釧路、白糠、鵡川等で風物詩となっているシシャモ漁が解禁されており、新物シシャモが流通されています。今年は良型が多く、漁模様も良いようで鵡川を中心とした産地では、アキサケと同様にそのブランド標証等に力を注がれています。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東に襲来した低気圧はアキサケ釣りファンにとって、好都合な出来事となっています。多くの定置網が大打撃を受けたためにアキサケの群は高い確率で河川に辿り着き、遡上しています。そのため、10月下旬頃から規制の設定されていない小河川の河口では多くの釣り人が早期、夕方にかけて懸命に竿を振っています。河川に隣接した漁港でも多くのアキサケの群が回遊し、多くの釣り人を楽しませています。海水温が日々、下がりだしているため最終の後期群の到来がピークを迎えており、11月上旬までが釣期といって良いでしょう。
 その他、道内各地で既に冬の代表的な魚のコマイやチカ等の数釣りが展開されており、本格的な冬の訪れが刻々と迫っています。
2006.11.1

カネヒロニュース/10月号
 北海道の屋根、大雪山系では既に初冠雪を記録しており、日々、秋の深まりが感じられます。
 8月中旬から本格操業されている道東沖のサンマ棒受け網漁は9月中旬以降の豊漁で魚価も低迷し、漁獲制限を行って水揚げを調整しています。10月現在、主な漁場は釧路沖となり、本格的な南下が進んでいます。魚体も大型魚が少なくなる中、小型魚中心の組成となっていきます。今後は三陸方面への水揚げが中心となってゆき、11月まで操業されます。
 道東各地のアキサケ定置網漁は横這いの水揚げではあるものの、10月に入り海水温も下がり始めているため、比較的鮮度の良い魚が水揚げされています。10月以降は魚卵の歩留まりも良くなるため、イクラ等の生産がピークを迎えます。
 北海道では、農作物等も収穫時期を迎えており、旬の食材が豊富で豊潤の秋を迎えています。

カネヒロニュース「つり情報」
 今年の沿岸でのアキサケ、カラフトマス釣りは不振続きで釣期も遅れている模様です。しかし、大きな群が来遊する事なく、終漁になると予想されています。
 湿原の河川では秋のベストシーズンを迎えており、イトウ釣りが道東、道北の原野で繰り広げられています。この時期は台風を除き、天候が比較的良く水量も安定し、好条件が期待できます。春とは異なり、ウグイ等も活発に捕食しているため、アピール度の高い大型のミノ一等が有効とされています。ポイントは中、下流域に絞られるため、カヌー等を利用した釣りが、好釣果を生み出します。
 11月中旬までがシーズンで幻の魚を追って、熱狂的な釣り人は湿原へと足を運びます。
2006.10.3

カネヒロニュース/9月号
 例年にない猛暑となった北海道も9月の声を聞くと朝、晩の風はすっかり秋らしくなり、季節の変り目を告げています。
 秋漁の代表となるアキサケの定置網漁が北海道各地で解禁されており、前浜は活気に満ち、水揚げ量も前年を上回る数量となっています。8月以降の天候で根室の沿岸水温は20℃まで上昇しており、鮮度保持が大きなカギとなっています。9月は比較的、銀毛の割合が多く、オスの需要が高まります。9月中旬以降になると卵の成熟が進み、筋子、イクラの生産が本格的になります。
 道東沖のサンマ棒受け網漁は大型船の参入により、三陸各地の水揚げも始まっています。今年の特長は漁場が遠く、魚群が比較的薄いため、日々、漁場、組成の変化があり、買い受け人はその情報収集に神経を尖らせています。
 漁師街の根室では盛漁期の9月にカニ祭りやサンマ祭りといった根室特産の海産物を取り上げてのイベントが開催され、根室の秋を盛り上げています。

カネヒロニュース「つり情報」
 北海道沿岸ではサケ、マスの遡上時期を迎えており、規制のない河口部や海岸などは多くの釣人で賑わっています。今年はカラフトマスの来遊率が低く、不漁の年となっています。2年に1度の周期で繰り返されていると言われており、その当たり年となっています。現在の所、沿岸水温が高く早期の遡上は少ないと予想されています。
 9月中旬から下旬にかけてが来遊のピークとみられており、道東の忠類川や茶路川等ライセンス制で釣りの行える河川では年々、人気を集めており、本州からも多くの釣人が訪れます。
 湿原の河川では気温の下がり始める9月下旬頃から秋のイトウ釣りのシーズンを迎えます。根室管内の風蓮川ではここ数年コンスタントな釣果が報じられており、下流域での大物狙いに期待が寄せられます。その頃にはシベリアで繁殖を終えたカモ類が多く飛来し、道東の原野は本格的な秋を迎えます。
2006.9.4

カネヒロニュース/8月号
 根室の主幹産業でもある北洋サケ、マス漁が終漁し、関係者は一息つくのもつかの間。8月中旬に解禁されるサンマ棒受け網漁の準備に追われる日々が続きます。7月下旬には5t未満船によるサンマ棒受け網漁が既に解禁されていますが、漁模様は今のところ良くありません。反面、刺し網によるサンマ漁は比較的好漁が続いており、170gを中心とした魚体のサンマを水揚げしています。昨年と同様に魚体には虫食いの跡が多く残っているサンマが目立ち、販売をより困難にさせています。価格は比較的高値で推移しており、消費地では旬を先取りした販売競争が加熱しているようです。棒受け網漁が本格化する8月中旬まで刺し網漁は続けられます。
 前浜の小定置でははしりのアキサケ、マス漁も行われ、北海道では1年で最も食材の豊富な時を迎えます。8月いっぱいまでは生フィレー、生筋子、生白子等の形で消費地に流通します。
 根室では8月中旬に行われる金比羅神社例大祭以降、本格的な繁忙期を迎え、早朝から水揚げされる大量の魚介類に関係者は東奔西走する日々が続きます。

カネヒロニュース「つり情報」
 夏本番を迎え、夜でもかなり暖かい日などは根室港でクロゾイやガヤといったソイ類のルアーフィッシングが盛んに行われています。ミノーやワームを使用し、岸壁の際を丁寧に探ると20cm前後の型を中心に数十匹の釣果が期待できます。根室では比較的新しい釣りで、一部のマニアの中には連日通っている釣り人も少なくないようです。
 8月中旬からは、カラフトマスが来遊し、海岸や岸壁は多くの釣り人で賑わいます。例年、マナーの悪さが指摘される釣りで法的に取り締まる場面も年々、多くなっているようです。
 渓流ではヤマメ、オショロコマの最盛期を迎えており、秘境と称される知床周辺の河川では面白いような釣果が期待できます。この時期はフライフィッシングが有効で河川の至る所でけなげな捕食反応が見られます。8月下旬にはかなりサビの入った魚体が見受けられるようになり、10月頃には産卵行動をとるようになります。オショロコマは夏の短い釣期にだけしかお目にかかれない秘境の魚で本州方面からの釣り人も多く見受けられ、北海道の夏を堪能されているようです。
2006.8.1

カネヒロニュース/7月号
 6月まで日照不足が深刻な問題となっていた北海道ですが、ようやく夏らしい日差しが北の大地を夏の風景へと変化させています。
 4月中旬、5月中旬に解禁された日本200海里内、ロシア200海里内サケ、マス流し網漁は共に最終漁期の月を迎え、連日あわただしく水揚げが続いています。
 道東沿岸の海水温がようやく10℃となり日本200海里内で操業している以西船は、カラフトマスを主体とした水揚げとなっています。今年のマスはこの時期になっても1kgを下回る目廻りと小型でまた、水揚げ数量がまとまらなかったために浜値の方も例年より高値で推移しています。7月中旬までには全船が終漁するため、残り少ないチャンスに全力を尽くしています。
 ロシア200海里内で操業している道鮭連船は操業水域を変え、トキシラズの水揚げに加え、ベニザケの水揚げ数量も多くなっています。大型船は、6月下旬までに1区のベニザケの水揚げがほぼ終了しており、今後、7月中旬頃には3a区のベニザケの水揚げが予定されています。
 7月9日からは道東沿岸でサンマ刺し網漁が一斉に解禁され今後3ヶ月、根室市が最も活気づく季節を迎えます。

カネヒロニュース「つり情報」
 北海道もようやくレジャーに適した気候となり、海、湖沼、河川などでは思い思いのスタイルの釣りが楽しめる時期を迎えています。
 道東沿岸の遊漁船ではクロガシラカレイやホッケ、ソイなどを対象魚とした船釣りがこの時期盛んに行われており、休日には多くの人で賑わっています。標津沖や羅臼沖などが主な釣り場となっています。
 湖沼ではニジマスをメインとしたルアー、フライフィッシングが最盛期を迎えており、道内だけでなく本州からも多くの釣り人が訪れ、日本で数少ない雄大なフィールドでの釣りが絶賛されているようです。特に夏の阿寒湖、屈斜路湖等は人気の高い釣り場で盛んに放流事業が行われています。
 河川では上流域のヤマメ、オショロコマ等の渓流魚の釣りが解禁され、約1ヶ月の短い釣期の中、渓流の女王と称されるヤマメを追って普段立ち入ることのない区域まで足をのばすことが多くなります。もちろん、ヒグマとの遭遇の確率も高くなり、出没情報や足跡、糞等のチェックが重要となってきます。知床半島の付け根の各河川では至る所で好釣果が期待でき、1度は足を運ぶ価値があると言えるでしょう。
 自然遺産が注目を浴びる北海道での釣りは釣果だけを目的とするのではなく、その環境やその場での雰囲気がいかに比類なき物なのかを感じ取りながら釣りを楽しめれば、より一層充実した釣行となる事でしょう。
2006.7.3

カネヒロニュース/6月号
 5月下旬にようやく開花した桜も6月早々にはその姿を消し、道東の花咲港、厚岸港、釧路港といった主要3港ではロシア海域で操業している大型船や19t船によるサケ、マスの水揚げが本格化しています。
 1航海目は南千島を中心とした漁場で捕獲された鮮トキシラズを中心とした水揚げとなっています。2キロ前後の中型魚が6割程度と比較的小型魚が目立つ組成で魚の質も並程度の物が大半です。今後はベニサケの水揚げもまとまりを見せ、7月以降までの水揚げが予定されています。
 道東の日本200海里内で操業している小型船の水揚げは伸び悩み、高値を続けています。6月中旬頃からはトキシラズのみならず、カラフトマスの水揚げも本格化し、浜は活気に満ちあふれます。
 今後の道東周辺海域における海水温の推移が大きなカギをにぎっており、残り1月間の短い漁期に期待を寄せています。

カネヒロニュース「つり情報」
 遅れていた道東の春は6月の声を聞くまでには例年並になりつつあり、本格的な緑の息吹も感じられる様になっています。
 サクラマスのフレッシュランも一段落し、下流域に集中していた釣り人の姿もまばらになってきました。これからは湿原で蚊が大量発生する季節で非常に釣りづらくなるものの、6月中旬まではアメマス、イトウ、サクラマス、ニジマス、ヤマメといった多様な魚種を狙うことができる季節です。
 特に、水温が上昇する6月はニジマスの釣果が比較的よく、マニアックなフライフィッシャーマンは1年で最も多く姿を見せます。道東では阿寒川を始め、漁業権の存在する河川では多くのニジマスが放流されており、比較的容易に釣果を得る事ができます。また、最近多くの釣り人でにぎわう屈斜路湖にも漁業権の設定が検討されており、北海道でも管理された内水面が増加しています。
 こういった自然に対して向けられる視線が年々、規模拡大しており、北海道でも自然は財産という観念が徐々に浸透しつつあります。
2006.6.1

カネヒロニュース/5月号
 根室にも早春を思わせる日が多くなり、緑の息吹が所々で見られるようになりました。
 例年通り、4月15日に解禁された日本200海里内でのサケ、マス流し網漁は漁場の水温が低く、4月中の水揚げは不漁が続いていましたが、5月に入り漁模様が好転してきました。漁獲されるトキシラズは2k前後の物が中心で比較的小型魚が多くめだっています。脂ののりもこれから良くなってくることでしょう。浜値も順調に下げてきており、5月の連休明けには相場が落ち着くと予想されています。
 今後はロシア海域で操業される中、大型船の交渉に注目が集まり、年々、状況が厳しくなる根室の基幹産業である北洋サケ、マス漁の存続に期待が寄せられます。

カネヒロニュース「つり情報」
 根室の湿原に多くのオオハクチョウやカモ類がシベリアでの繁殖にむけて羽を休めています。また、タンチョウヅルも卵を抱き始め、多くの写真家がその姿をカメラに収めています。
 河川の状況は雪解けの泥水が多く流れ込み、釣りにならない所も何カ所かあるものの、5月の上旬までには完全に落ち着きを見せることでしょう。
 今まで下流域に溜まっていたアメマスはサケ稚魚放流が始まってから徐々に中流域へと移動し始め、広範囲に魚が広まったことにより、大釣りの可能性は低くなっています。
 イトウは、ちょうど産卵期にあたることから最上流の淵で運良く、その姿を確認することができるかもしれません。中、小型のイトウはこの時期、下流域に多く集まり、1年を通じて最も釣りやすく多くの釣り人で賑わいます。
 水温が上昇する5月中旬から下旬にかけてがベストシーズンで北の原野も春本番を迎えます。
2006.5.8

カネヒロニュース/4月号
 本州では桜の開花が報じられている中、北海道でも雪解けが進み、春の息吹が至る所で見受けられます。
 春の海開けを告げる日本200海里内サケ、マス流し網漁は3月末にロシアとの交渉が妥結し、道東沖の太平洋水域での漁獲枠、漁業協力費等は昨年並みとなっています。これにより、4月15日の解禁に向け、関係者はその漁模様に期待をよせています。初水揚げは4月20日以降と予想されており、漁獲される魚体の大きさや、質に注目が集まります。
 前浜では流氷が運んできた栄養素を十分に吸収した毛ガニやホタテ漁が解禁されており、北海の味覚が本州方面へ出荷されています。激寒の海を賑わせたロシア水域内でのマダラ漁も3月末をもって終了し、5月に解禁される見込みの北洋サケ、マス漁の出漁に備えています。

カネヒロニュース「つり情報」
 3月下旬には道東のほぼ全ての河川で氷が落ち、待ちに待った早春のアメマス釣りがシーズンインしています。現在雪解けの濁りの影響は少なく、タイミングさえあえば数釣りができる状況となっています。しかし、どの河川も水温が低く、ルアー釣りでの釣果よりもフライでの釣果の方が良い傾向にあります。また、釣り場は圧倒的に下流域が主となり、多くの釣り人で賑わいます。サケ、マス稚魚放流が本格的に始まるまでが数釣りのチャンスといえます。川岸の残雪が解ける頃には河川に濁りが入って釣りづらくなりますが、4月下旬頃からは河川も落ちつき、水温も幾分上昇するためにイトウやニジマスといった魚種も本格的に活動し始めます。
 年々、環境の悪化が進み、生活環境が脅かされている道東域のサケ、マス類ですが依然、その姿を絶やすことなく、その生命を受け継いでいます。
2006.4.4

カネヒロニュース/3月号
 今年、北海道で最も早く流水が接岸した根室では現在、砕け氷が残る程度で、前浜ではウニ漁が盛んに行われています。年明けから本格的な操業が行われていたロシア200海里内でのマダラ延縄漁も終盤戦に突入し、根室の浜は一年で最も静まり返った季節を迎えています。
 冬季の羅臼でのスケソウ漁も3月以降は卵の成熟が進み、水子が大半を占めるようになります。魚そのものの価値は下げている中、知床の世界遺産登録に便乗した、スケソウ漁見学体験ツアーと称した実際の漁模様を流氷などと共に観光資源化した企画が行われており、話題を呼んでいます。
 来月の中旬頃には例年、日本200海里内でのサケ、マス流し網漁が解禁され、春の訪れを告げる魚で知られるトキシラズの水揚げが始まります。年々、出漁船が減少し衰退の一歩をたどっている漁ですが、根室にとっては絶やす事のできない重要な漁でその存続とロシア側の規制の緩和が求められています。これから頻繁にロシア側との交渉会議が開催され、本年度の漁獲枠等が決議されます。関係者は今後の展開に注目しています。

カネヒロニュース「つり情報」
 日々、日中の日差しが柔らかくなり、雪解けが至る所で進んでいます。地肌を覗かせた牧草畑では既に緑の新芽が見受けられ、シカの群れがそれらをついばんでいます。
 河川の氷も上流域から徐々に流れ始め、下流域を除けばほとんど釣りができる状態です。この時期、餌釣りによる上流域でのアメマス、ヤマメと下流域でのルアー、フライによる溜まりアメマスがメインの釣りとなり、春を待ちわびた多くの釣り人で賑わいます。
 3月上旬ではまだまだ川岸の残雪が多く、スノーシューやスキーを利用しての釣りとなります。ちょっとした深みや溜まりに餌を投入すると果敢に反応してきますが、冬季間、極限まで絞り込まれた魚体は痩せており、サビがでたものがほとんどです。しかし、数釣りができるのが魅力で年配者には根強い人気があります。
 3月下旬から4月上旬までには河口付近の氷も姿を消し、本格的なアメマスのシーズンを迎えます。早時期は水温が低いのでルアーフィッシングよりもウェットフライを使用したフライフィッシングの方が魚の反応が良く、シビアな釣りが展開されます。今年の冬は降雪量が多かったために、シーズン中の河川水量は多くなる事が予想され、好条件の釣りが期待されています。
2006.3.1

カネヒロニュース/2月号
PH
06.2.15 撮影
流氷に閉された根室港

 記録的な大雪から早1ヶ月、根室では一年で最も冷え込む季節を迎え、冬の漁も本格化しています。流氷は1月下旬、北海道のオホーツク海に到達し斜里、網走、紋別といった地域では、観光資源の来遊にひときわにぎやかさを増しています。年末、高値で推移したマダラ相場も年明け以降、鮮魚としての動きが鈍く浜値は半値近くに下げています。特に東京築地市場では一時、浜値を下まわる売りの状況で、その売れ行き不振さが浮き彫りにされています。
 道東、羅臼でのスケソウ刺網漁は1月、比較的漁模様は良く、コンスタントな水揚げが続きました。時化、流氷の動き等に左右される漁で短かい水揚げ期間に関係者は活発に取り組みを進めており、前浜産原卵のたら子製造はピークを迎えています。現在の所、卵の成熟は遅れているとの事ですが、3月頃まで漁は続き、成熟が進むこれからは明太子原料となる水子が大半を占めるようになります。
 既に初夏の話ですが全さんまを中心とした漁業界では、既に今年のさんま棒受網漁の展望が活発に議論されており、選別機の撤廃、小型船の出漁漁期を遅らせる等、漁価暴落になり得る要因の改善策が具体化されようとしています。

カネヒロニュース「つり情報」
 道内の山間地域では早朝の気温が-20度を超える日が多く、野生動物にとって最も厳しい季節を迎えています。この時期、根室の前浜では砕氷が結氷し、その下にチカやコマイが集結する事が知られています。釣り人はこのチャンスをだまって見過ごす事なく、休日になれば、ワカサギ釣りのスタイルと同様に釣り糸を垂れています。釣果は目に見栄るものでキロ単位の大漁が見込めます。しかし危険も多く、湖の動きが少ない時間帯等を選んで釣りをしないと大きな事故につながる可能性もある事をお忘れなく。
 また昨年ラムサール条約の登録地に認定された根室管内風蓮湖には、イギリスを代表する国際的な野鳥観測団体らが訪問し、地元では大きな課題となっています。この時期、タンチョウをはじめ、ワシ等の猛禽類が多く飛来する事が知られており、今後、保護区等が大幅に増やされ、国際的な観点での保護活動が展開される事でしょう。エゾシカ猟が終了したこの時期根室の原野や山林は静けさを取り戻し、野生動物は本来の自然の姿を醸し出しています。
 来月の中旬頃には春の気配を感じる日々が多くなり、早春の河川の釣り情報をお届けする事ができる事でしょう。
2006.2.2

2006年 新春
明けましておめでとうございます
本年もカネヒロのホームページへのアクセス、誠にありがとうございます。
皆様には新年を迎えてますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

本年は、遠方の皆様にも直接当社の商品をお届けできるよう平成18年1月13日(金)よりYAHOO!Shopping内に「魚屋カネヒロヤフー店」をオープンいたしました。
YAHOO!Shopping内の魚屋カネヒロヤフー店に直接アクセスしていただくか、カネヒロのホームページのトップページにある魚屋カネヒロヤフー店のバナーをクリックしてお越しください。

また、平成18年1月19日(木)から24日(火)まで池袋東武百貨店本館10階催事場に於いて催されます「食の大北海道展」に出展し、根室より派遣の弊社社員が販売にあたらせていただきますので、お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ幸いです。

私どもカネヒロは従業員一同、根室の海でとれる新鮮な素材を安全・安心な食品として皆様の食卓へお届けできるよう、これからも精一杯努めてまいります。

本年もご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2006,1,10

カネヒロニュース/1月号
PH
06.1.19 朝撮影
厳しい寒さのために結氷した根室港

 2006年の年明けは、日本各地で記録的な積雪を観測し、根室でも比較的多くの積雪が冬景色を醸し出しています。
 その様な中、根室、花咲港では1月5日、今年の初セリが行われ、冬の味覚として代表的なマダラを中心とした水揚げで幕開けされています。今年は取扱高が高値で推移する1月に漁期を前倒しするなど、色々な面で有利な展開となっており、漁業関係者は期待を膨らませています。
 年々、前浜の水揚げを秋漁に頼る割合が大きくなっている近年、厳寒期の水揚げは水産加工業者にとって通年稼働の大きな原動力であり、そのセリにはより一層の熱い争いが見受けられます。特に、鮮魚、鮮フィレ一等でマダラを扱う業者は原魚確保が優先となり、中身のない扱いになりがちです。
 反面、秋漁の原魚や輸入原魚で仕事をつなぐ水産加工業者では、各社独自の加工技術で色々な製品を生産し、消費地へ出荷しています。この時期の稼働で中身のある仕事ができれば一年をつなげる上で大きな戦力となるのですが、各社独自のブランドも供給過剰、低価格競争が一段と激しくなっている消費地の水産加工食品事情では、理想通りの展開とはほど遠く、頭痛の種となっています。
 価格、数量共に不安定な前浜の水揚げに加え、低価格競争に打ち勝つ要因は絶対的な安定供給と長年培ってきた信頼の屋号が大きく生きてきます。一企業の役割がより細分化されつつある現在、何かひとつを見い出す道が求められています。

カネヒロニュース「つり情報」
 道内各地の河川や湖沼は氷の世界に閉ざされ、氷上のワカサギ釣りのシーズンを迎えています。年々、人気が高まり冬のレジャーとして確立され、それに便乗するように各道具もより一層グレードアップし、釣り具メーカー等は販売シェアを拡げています。
 釣り場の方も女性や子供の姿が多く見られ、昨年の阿寒湖の死亡事故の例などが各釣り場でもあり得る事を大きく揚げた看板も増加しており、より一層の安全体制が求められています。
 年明けは天候が悪かった事もあり、際だったワカサギの釣果は報告されていませんが、道内各地で釣果は年々、低迷しています。釣り人の増加と環境悪化がその要因とされているようですが、漁業権の存在する河川や湖沼では、資源管理の一環として毎年、放流事業が行われています。その様な場所ではある程度、安定した釣果が望めるはずです。自然産卵に頼る場所では、その環境を保持する事が第一とされ、ゴミ等を持ち帰るなどのマナーもその内のひとつでしょう。
 2月中旬までが釣期の氷上のワカサギ釣りはこれからが最盛期。この様なレジャーの中にも、子供達の教育の場とした一面を大切にしたいものです。
2006.1.10

【2005年】

カネヒロニュース/12月号
 11月下旬から本格的な冬の到来を感じさせる気候となり、根室前浜の水揚げも冬の魚へと移行しています。底建て網漁や小型定置では、コマイやハタハタが漁獲され、生干コマイ等の生産がピークを迎えています。
 ロシア200海里水域内ではマダラを中心とするはえなわ漁が最盛期を迎え、小型船から大型船まで順次入港しています。サンマ漁を早期に切り上げたため例年より約1ヶ月早い操業となっており、今や最高級食材となったタチなど需要層も高まり、12月下旬まで手応えのある漁に期待されています。
 今年度のサンマ漁は大豊漁、大暴落の結果で終了し、8年連続サンマ水揚げ量日本一となった根室、花咲港では5万トン台、価格は昨年の半値で1kg当り71.9円と発表されています。道東地域の地元漁業者は近年、表サンマ、裏サケ、マスでサンマ漁への依存度が高くなり過ぎており、さらに自然の摂理に反する生産調整も加わって適正な魚価が維持できなくなる要因が多面的になっています。今後は業界ぐるみでより適正な魚価に対する話し合いが展開されるのは必須となるでしょう。

いつもカネヒロの商品をご利用いただきましてありがとうございます。
当社では、池袋東武百貨店で催されます「食の大北海道展」に出展予定です。
店頭では、根室から派遣の弊社社員が販売にあたりますのでお近くにお越しの際にお立ち寄りいただければ幸いです。
期間 第二週 1/19(木)〜24(火)
会場 池袋東武百貨店 本館10階 催事場
2005.12.9

カネヒロニュース「つり情報」
 今年は11月下旬までの釣期となった湿原でのイトウ釣りですがさすがに12月に入ると河川岸の土壌は凍結し始め、数週間後には氷の世界となることでしょう。この時期、上流域で溜まりアメマスが淀みに群れ、サイトフィッシングが可能な場所もありますがこれは道東の極一部の限られた場所のみで、来年の3月下旬までその姿を見ることは稀になる事でしょう。
 年々、淡水魚の生息環境が問われている北海道ですが釧路川、標津川等、下流域の一部を直線化した河川を再び蛇行した河川へ戻そうといった動きが試みられています。莫大な資金が必要となる工事ですが知床の世界遺産、道内各地のラムサール登録候補等の動きが活発化し、北海道の自然遺産が重要視され始められている事が大きな要因となっています。人々により良い生活条件として開拓が行われた行政事業が時代の流れによって再復元されるとは誰もが考えられなかった事であろうし、信じがたい話です。行政の目先の仕事が今後、大きな社会問題に発展する場面が多くなり、開発という事業はこの先、より一層の慎重さを求められます。現在の北海道における動植物の生息環境が今後、どのように変化していくのかは北海道の社会問題の一つとして大きく揚げられる事でしょう。
2005.12.2


カネヒロニュース/11月号
 10月まで比較的暖かかった気候も11月の声を聞くと北海道に初雪をもたらし、確実に秋は深まりを増しています。秋漁の前浜での水揚げはアキサケの後期群を残すのみとなっており、サンマは既に南下し、完全に三陸中心の水揚げに変わっています。
 11月以降は年末商戦のための筋子、いくら、数の子、新巻鮭等の贈答品の生産がピークを迎え、各水産加工業者はその製造に追われています。海外各国からの輸入水産物を使用した加工製品が大部分を占める現在、価格競争が優先し各産地が本来求めてきた本物の味が一部に追いやられている状況が続いています。故に消費地に出回る商品の絶対量がその時代の味覚を作り上げています。各消費地から遠距離で流通面等において不利な点にある北海道では地元産地で収穫、漁獲された素材を主原料として地元企業が知恵を絞り、多数のオリジナル商品を開発、販売しています。そのような本物の味として北海道産の食材、加工品を世間に送り出すバイヤー達で創作された北海道物産展などは多大な人気を集めています。各ニーズを追求しつつ、その産地での特産物の有利点を活用してこそ産地の意味が生きています。根室カネヒロではそういった本物の味を追求した商品にこだわり続けています。

カネヒロニュース「つり情報」
 今シーズン最終となる湿原でのイトウ釣りの時期が到来しました。イトウで有名な道東の各河川では各ポイントで釣り人の姿があり、最後のチャンスにかけています。中流域から下流域でのポイントが主で特に下流域では中型魚がコンスタントに釣り上げられています。根室の風蓮川では50センチ代が中心で潮の条件が良ければ高確率の釣りとなります。また、アメマスは産卵を終え、果敢にルアーに反応します。ヒットルアーは場所によりスプーン、プラグ使い分ければよいでしょう。日々寒さが増し、12月中旬頃までには河川も氷の世界に閉ざされる事でしょう。
 河口沿岸一帯アキサケ釣りも依然釣果が聞かれ、多くの釣り人で賑わっています。朝、夕の一時の釣りですがアキサケの魅力にとりつかれた釣り人は熱心に竿を振っています。11月中旬頃まで釣果が期待でき、北海道でのダイナミックな釣りが展開されます。
2005.11.2

カネヒロニュース/10月号
 秋風が冷たさを増す10月、根室の前浜では秋漁が本格化しており、サンマ、アキサケ、イカ等の魚種が大量に水揚げされています。特にサンマは、9月末から10月にかけて連日、北海道、三陸を合わせ3,000t以上の水揚げがあり各消費地への過剰供給と組成が中型魚中心となったことで浜値は暴落しています。この状態が継続すれば、早々にサンマ漁を切り上げる船も出てくると予想されていますが、各会議で水揚げの調整がなされることでしょう。魚群は既に南下を始めており、10月上旬現在の魚群の先端は釧路沖まで達しています。
 アキサケ漁は昨年の状況より良いものの、根室、歯舞、落石の3港では水揚げが低迷しています。魚体の方も中型魚が中心で全体の目廻りが小さくなっています。これから水温も下がり中、後期群の来遊が注目されますが、前期集中型の放流事業が展開されているので期待薄とされています。10月以降は卵の成熟が進み、筋子、いくら等の生産が最盛期を迎え、伝統的なアキサケの山漬けの生産も行われます。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東の湿原にはカモ類を中心とした渡り鳥が多数飛来し、秋の風景に移り変わっています。この時期、秋のイトウを狙うことができ、釣り人の姿も見え始めています。中流域にポイントが形成される秋は深みや倒木等の障害物を徹底的に探ることが要求されます。魚の活性が高ければ何らかの反応があることでしょう。今の所、それほど釣果は聞かれませんが、11月下旬まで狙うことができます。今年はヒグマの目撃が頻繁で死亡事故等も起きており、細心の注意が必要です。特にこの時期はヒグマの行動が活発になっています。道東河川では風蓮川、別当賀川、別寒辺牛川等でヒグマの足跡が確認されています。
 また、河口やその周辺の海岸線ではアキサケ釣りが最盛期を迎えています。サンマ、紅イカを使用した投げ釣りやタコベイトを装着した大型スプーンでの釣りが主流です。北海道の秋の釣りとして人気が高く、遊漁船での沖釣りも盛んに行われています。
2005.10.3

カネヒロニュース/9月号
 9月の声を聞き、北海道でもようやく秋らしい気配が感じられる様になりました。サンマ棒受け網漁は8月中旬の大型船参入により最盛期を迎えています。しかし、解禁当初から大型魚のみの水揚げが続き、道東、三陸を含めた水揚げ量が2500tを越えると直ちに積み荷制限や休漁措置がとられています。この人為的側面によってサンマ漁を取り巻く環境は常に変化し、その対応に追われています。漁業者側、加工者側、市場側、消費地側の色々な要因が絡み合い、特に加工者側にとっては安定した水揚げを強く要望しています。9月下旬には根室の代表的なイベントとなりつつあるサンマ祭りも開催され、漁業の街が最も活気に満ち溢れます。
 また、北海道を代表するアキサケ定置網漁も解禁されており、銀鱗を輝かせたアキサケの水揚げが始まっています。今年は中型魚が中心で浜値も比較的高値でのスタートとなっています。水温が低下し始める9月中旬頃からいくら、すじこ等の生産が始まり、本格的な秋を迎えます。11月末頃までが主な漁期で今後の漁展開が期待されています。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東、道北では8月下旬頃からカラフトマスが来遊し始めており、河口規制のない小河川の河口では多くの釣り人で賑わいを見せています。今年はカラフトマスが不漁の年で2年周期とされています。しかし、釣果の方は群れに当たれば10匹程度は期待できます。主に赤やピンクのタコベイトを装着したスプーンが多用され、サンマや紅イカの餌を付けると効果的といわれています。9月中旬頃には、アキサケの釣果も聞かれ始め、海岸線には多くの釣り竿が立ち並びます。
 河川ではサクラマスの産卵がピークを迎えており、黒とピンクに染まった親魚の姿が上流、中流域で確認することができます。ニジマスの生息する河川や湖沼では最も良い季節を迎えており、大型魚がキャッチされる可能性が高くなります。秋のイトウに関しては、寒さが増す10月が良いとされており、河川を覆う草木が枯れ始める頃から釣り人の姿が見え始めます。この時期、道東ではシベリアからの渡り鳥が多く姿を見せ、白鳥や鴨が湖面を賑わせています。すでに北海道では一足早い秋の風景が展開されています。
2005.9.1

カネヒロニュース/8月号
 7月下旬をもって終了した今年の北洋サケ、マス漁は19t船の豊漁に恵まれた年となり、大型船にとっては今後の取り組みに大きな課題を残した結果となりました。
 8月現在、根室、花咲港での主な水揚げは10t未満船による棒受け網漁、刺し網漁によって漁獲されるサンマが市場をにぎわせています。7月下旬に解禁された10t未満船の棒受け網漁は台風等の時化により思い通りの漁ができず、さい先の悪い初漁となりました。操業現場もかなり遠く、鮮度の良いものはなかなかないものの、魚体の方は特大サイズのみの組成となっています。これからの漁模様においても見通しが暗く、安定した水揚げが期待されています。19t、40t未満船が解禁となる8月上旬が本格的な水揚げのスタートとなり、8月下旬の大型船参入により三陸方面にまでサンマの水揚げが行われます。
 刺し網漁におけるサンマの水揚げは初漁ほどの勢いはないものの船数が多いこともあり、コンスタントな水揚げが続いています。価格の方も維持しており、8月中旬までは操業が継続されると予想されています。
 また、小定置によるアキサケ、カラフトマス漁もしだいに水揚げが増えています。本定置が解禁される9月までの前期集中型の水揚げが予想されており、好漁が期待されています。実りの秋に一足早く、根室にも本格的な秋漁の季節が訪れています。

カネヒロニュース「つり情報」
 今年は春先の降雪が多かったため、山岳には7月でもかなりの残雪があり、なかなか河川が落ち着かない状態でしたが、知床半島の付け根を流れる各河川ではしだいに夏の渓相となり、本格的なシーズンを迎えています。
 今年の特長としてヤマメの大型魚が多く釣れており、例年にない年となっています。6月に河川水が比較的多かったため、上流域までサクラマスの遡上が可能であった事が要因として挙げられます。実際、大きな淵では婚姻色に染まった遡上魚が溜まっており、それに大型の残留型ヤマメがついています。ルアー等に良く反応し、大場所の一発勝負が期待されます。
 沿岸ではカラフトマスの接岸が始まっており、オホーツク海を中心とした小河川の河口付近でこれから釣果が期待されます。北海道ならではのダイナミックな釣りで道外からの釣り客も少なくありません。9月にはアキサケの遡上も始まり、その光景は秋の北海道を代表するものとなります。
2005.8.2

カネヒロニュース/7月号
 5月下旬以降、ロシア200海里内で操業していた大型船が6月下旬頃から続々と花咲港、厚岸港、釧路港に帰港し、ベニザケを主体とした水揚げが最盛期を迎えています。しかし、昨年の高値のベニザケが思うように動かず、又、塩干物への客離れなどの影響により今年の浜値は比較的安価で推移しています。そのため、船主側にとっては厳しい操業となり、採算割れは免れない状況となっています。根室市の主幹産業である北洋サケ、マス漁がこの様な状態であり、根室市の経済に多大な影響を与えることでしょう。
 また、7月8日からはサンマ刺し網漁が解禁されます。今年の調査では沿岸回遊群が非常に多く、広範囲で組成の方も大型魚が中心というデータが発表されており、沿岸刺し網漁は豊漁と予想されています。しかし、沖合回遊群においては大型魚が中心でありますが回遊群が例年に比べ少ないとされており、道東沖の海水温は例年より低い状況でこれからの道東沖の海水温の変移が注目されます。7月下旬には10t未満船のサンマ棒受網漁が解禁となり、8月中旬以降、19t船、大型船と順次解禁され、根室、花咲港は1年で最も賑やかな時を迎えます。

カネヒロニュース「つり情報」
 6月中旬以降は北海道でも暑い日が続き、初夏を思わせる気候で草木の緑も日々、濃くなっています。それに伴って、野生動物の活動も活発になり、根室では5,6月にかけて2度のヒグマ目撃情報がありました。しかも、国道44号線を横断したところまで確認されており、釣りなどの入林の際には注意が必要です。
 この時期、道東の渓流を彩る代表的な魚、オショロコマ、ヤマメが最盛期を迎えています。約1ヶ月半という短い盛夏にしか味わうことのできない釣りに渓流ファンは夢中になります。ドライフライを使用したフライフィッシングや各餌でのミャク釣りが主流です。今年は山岳地域の雪解けが遅れていたため、水量が多く、水温も低めの状況です。早朝よりも水温が上昇し始める時間帯の方が魚の反応はよくなり、釣果も上がります。ここ数年、ヤマメの種苗放流が各河川で行われており、比較的身近な魚となりつつあります。
 釣り上げた魚でおこなう河原での天ぷらは非常に美味であり、山岳の旬の味を楽しむことができます。
2005.7.4

HACCPの認定を取得しました
平成13年6月27日、株式会社カネヒロ 鮭フレーク工場は、厚生労働省管轄対米HACCP水産食品加工施設として北海道から認定を受けました。
これからも消費者の皆様に、安全安心な食品を提供する産地加工業者の使命を果たすために、従業員一丸となって、徹底した品質管理・衛生意識の向上に努めてまいります。







日本列島最後の根室の「千島桜」今が満開です。
撮影日 2005.6.3

カネヒロニュース/6月号
 5月下旬、根室でもようやく桜が開花し、遅い春を迎えています。この時期、道東の太平洋側では海水温との関係で非常に濃い霧が発生し、気温も低い状態が続きます。昔からの言い伝えで濃い霧の天候が続けばカラフトマスの漁模様が良くなると言われ、事実、5月下旬からカラフトマスの漁獲でほぼ満船での帰港が記録されています。逆に価格の高いトキシラズの漁獲量は少なくなり、大量のカラフトマスとの混獲によって鮮度の良いものが少なくなっています。今後、日本200海里内で操業している以西船は7月上旬までマスの水揚げに期待を寄せています。
 また、ロシア200海里内で操業する19トン船、大型船は5月下旬にそれぞれ出漁しており、19トン船は現在、操業中で6月の2週目あたりに初水揚げが予想されています。根室の基幹産業である春鮭鱒の出漁に関係者はひとまず胸をなで下ろし、これからの漁展開が注目されています。漁期は7月下旬まで続き、根室の浜は活気を取り戻します。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東の原野を流れる各河川ではようやく春らしい景色が広がり、本格的な釣りシーズンを迎えています。5月中旬頃からほとんどの河川でアメマス、イトウ、サクラマス等の釣果が報道され、特にこれからはサクラマスの遡上がピークに入ります。この時期の水は非常にきれいで魚の警戒心が強く、慎重なアプローチが必要です。身を隠す倒木等があれば必ずといって良いほど魚が付いており、絶好のポイントといえるでしょう。ミノーやスプーンなどのルアーフィッシングが主流です。
 例年、6月下旬からシーズンを迎える源流域のヤマメ、オショロコマ釣りは林道が冬季の積雪で覆われている所も少なくなく、シーズンインは遅れることが予想されます。また知床半島周辺が今年の7月に世界遺産に登録されれば、その場への立ち入りも制限され、貴重な釣り場も消滅してしまいます。北の楽園、道東にも自然保護の手が伸び、政治的な圧力も加えられ、少しずつその姿を変えようとしています。
2005.6.1

カネヒロニュース/5月号
 ゴールデンウィークは終わりましたが寒い日が続いています。
 今年の根室地方の桜の開花は20日過ぎから月末と予想されており北国の遅い春が待ち遠しく感じられます。
 日本200海里内のトキサケ漁は不漁が続いており浜には活気がなく、漁の好転を期待する地元の声も元気がありません。
 北洋漁業の基地、根室は地元への水揚げがあってはじめて成り立つ、水産加工の街ですが、近年は冬から初夏にかけての漁が不振のため、秋漁のサンマ、秋サケに比重がかかり、9〜11月の短期集中型の水揚げとなり、今時期のさみしさはそのまま街の活力不足を招き、経済も不振を極めています。
 水揚げ量は少ないものの、この時期のトキサケは脂ののりも良く、焼きざましになっても硬くならず焼いてもフライでも用途も広く、本当においしい鮭です。皆さんも天然のトキサケをぜひご賞味ください。
 連絡をいただければいつでも直送致します。
2005.5.9

カネヒロニュース/4月号
 北海道でも日々、春めいた陽気が感じられ、長い冬も終わりを告げようとしています。
 3月下旬にロシアとの間で妥結した政府間交渉により本年度の日本200海里内サケ、マス流し網漁の概要が具体化されています。漁獲可能量は3,560tとされ、これは前年比の3%減の数字となっています。魚種別の内訳はカラフトマスが3,230t、シロサケが330tになっています。漁業協力費は1キロ当たり149円70銭と前年並みとなり、近年、魚価低迷から依然厳しい操業経営の状態で漁獲の大半を占めるカラフトマスの魚価が大きく影響してきます。根室地区では40隻の出漁が予定されており、4月中旬の出漁に向けて準備が行われています。これから先、漁場となる道東沖の海水温の変位が漁に大きく影響するため、その動向に注目が集まると共に漁獲される魚の質も注目されています。
 弊社は今年の1月に続き、4月28日から5月10日に池袋の東武百貨店で開催される北海道物産展に出展することになりました。新物のトキシラズをはじめ、加工品各種の出品を予定していますのでご来店の際は是非、カネヒロの商品をご利用ください。

カネヒロニュース「つり情報」
 3月下旬の降雪により河川林は深い雪に覆われ、かんじきを利用しての釣りが強いられる状況です。4月1日現在、根室の原野を流れる河川の本流はほとんど氷に閉ざされたままで、例年より遅れています。もう1週間もすれば氷も落ち、河川としての姿を現す事でしょう。
 支流域においては春一番のイワナ、ヤマメの餌釣りが可能でこの時期、餌に飢えている魚は果敢に反応してきます。ちょっとした淵に集結しているため、ポイントが見つかれば簡単に釣果が得られます。ヤマメは特に珍重され、春一番の味覚として山菜等と天ぷらや甘露煮にして食されます。
 4月中旬から本格的にシーズンインするイトウ釣りは今後の河川水の水量と濁りに大きく左右されます。開発により年々、濁りが出やすくなっている状況で入釣のタイミングがポイントとなってきます。例年、この時期に大型のイトウが各河川にて釣り上げられており、1年を通じて最も釣果が期待できます。また、アメマス等も果敢にルアーを追い、原野の河川での営みが始まります。
2005.4.1

カネヒロニュース/3月号
PH
根室流氷接岸 05.2.27
(2月28日撮影)

 2月下旬、根室のオホーツク沿岸にも流氷が姿を見せ、オホーツク一面が氷の世界となっています。風向きによって流氷が移動するため、限られた時間の風景に多くのカメラマンがシャッターをきっています。
 例年、4月中旬に解禁される日本200海里内のサケ、マス漁についての漁業交渉を前にその関係者たちは要望書の提出等を行い、既に春鮭鱒に向けての活動を開始しています。年々、操業状況が厳しくなる中、漁業協力費の軽減が一番の課題となっています。また、ロシア200海里内での操業については複雑な交渉契約による許可証発行の遅れが指摘された上で、今冬マダラ漁でロシア側に拿捕された大型船の件もあり、先行きが不安な年になるのは必至の状況です。
 年明けから操業されているマダラ、スケソウダラ漁も終盤を迎えており、特にたらこの原料となるスケソウダラの卵巣の成熟が進み、3月以降、辛子明太子の主原料となる水子が中心となってきます。また、釧路港で水揚げされる北転船のスケソウダラ漁がこの時期ピークを迎え、大量のスケソウダラが釧路を中心とした加工業者によって取り扱われています。

カネヒロニュース「つり情報」
 本州では春一番を記録しましたが、北海道では春の息吹はまだ感じられないものの、日中の日差しが幾分柔らかくなっています。3月上旬はある一部の河川以外、氷に閉ざされた河川がほとんどでシーズンオフの状態です。しかし、道東ではこの時期、広範囲で釣りができる唯一の河川といって過言ではないのが西別川です。摩周湖の湧き水が水源とされている西別川は比較的水温変動が少なく、結氷する範囲も下流域を中心とした所のみで地鴨の越冬地としても格好の河川に挙げられています。
 10年前までは複数のトラウトが生息する日本では類を見ない河川として全国から注目を浴びていた西別川ですが、現在はその面影すらないのが現状です。上流域の開発が悪影響を及ぼしているのは明白で、特にこの河川で有名なニジマスの生息数の減少と小型化が顕著に現れています。しかし、この河川には保護水域が設定されており、それが唯一この河川を支え、トラウトを育んでいるといってもいいでしょう。早春にはアメマスを中心とした釣果が望め、多くの釣り人が早春の原野に足を運びます。
 3月下旬になればほとんどの河川の氷が解け、雪解け水が落ち着く4月中旬頃からは本格的な春のイトウ釣りのシーズンを迎えます。
2005.3.1

カネヒロニュース/2月号
 年明け1月5日の初セリから早1ヶ月が過ぎようとしています。北海道の内陸部では最低気温が-30℃を記録し寒さが一段と増す中、近海ではマダラ、スケソウダラ、ウニ等を中心とした海産物が水揚げされています。また、オホーツク海では1月下旬に流氷初日を迎え、本格的な冬景色に一変しています。
 この時期、最盛期を迎える国後島周辺のロシア主張領海内で安全操業が行われる羅臼漁協のスケソウダラ刺し網漁は、前年に比べて好漁の水揚げが続いています。しかし、ここ数年、この時期操業されていなかった4,000t級のロシアトロールが姿を見せ、羅臼漁協は漁業被害や今後の漁模様に不安を抱いています。スケソウ御殿とまでいわれた豪邸が建ち並び、スケソウダラ漁を取り巻く多くの雇用で多数の人々がこの時期、羅臼に集結した時代が歴史の1ページに埋もれています。
 根室の沿岸漁業活動では例年、ニシン、コマイ、カレイ、ハタハタ等の種苗生産や人工ふ化放流事業が行われており、自然の力に加え人為的な面でも資源増大につながるよう、取り組みを行っています。種苗は気候が落ち着く3月下旬から4月上旬に放流されます。
 (株)カネヒロが1月5日から1月18日の13日間、東京池袋の東武百貨店にて行われた北海道物産展に初出展し、約1,000名近いお客様に弊社の商品をご購入頂きました。誠に有り難うございました。

カネヒロニュース「つり情報」
 河川や湖面の氷の厚さが30cm以上になり、各地で最盛期を迎えているワカサギ釣り。道東では今年、厚岸の別寒辺牛川下流が好調で、竿頭は500尾前後の釣果が期待できます。しかし、レジャーに付き物の事故が阿寒湖で発生しており、最低限のルールを守り楽しい釣りにしたいものです。
 また、この時期釣魚が減少するため、手軽な唯一の釣りとして岸壁のチカ釣りが根室港や花咲港で賑わいを見せています。特に花咲港では20cmを越える大チカが狙うことができ、魅力のひとつとなっています。釣り上げたチカはフライや一夜干し等でおいしく食べる事ができます。
 今冬、北海道内水面漁業界で注目を集めている思考として、国内においてその生息域の南限が北海道で日本全国唯一の生息域として有名な然別湖ではミヤベイワナ(オショロコマ)のキャッチアンドリリースを前提としたスポーツフィッシング化を計画しています。昨年までは資源調査を兼ねた応募方式の管理された遊漁でかなりの人気がありました。山間地域の観光収入資源に結び付けた改善事業として大きな期待がもたれていますが資源の維持や再放流での生存率等の問題などが課題となっています。これに準じて、オショロコマが多く生息する知床半島でも自然保護だけでなく、雑魚扱いされているオショロコマの利用価値等の提案がおのずと掲げられるはずです。
2005.2.2

HACCPの認定を取得しました
平成13年6月27日、株式会社カネヒロ 鮭フレーク工場は、厚生労働省管轄対米HACCP水産食品加工施設として北海道から認定を受けました。
これからも消費者の皆様に、安全安心な食品を提供する産地加工業者の使命を果たすために、従業員一丸となって、徹底した品質管理・衛生意識の向上に努めてまいります。
2005.2.2


カネヒロニュース/1月号
 発達した低気圧が日本列島を覆ったため、各地で雪の舞う年明けとなりました。
 昨年の最終セリは12月28日、根室各4港で行われ、沖合底引き漁船、前浜刺し網漁船が水揚げしたマダラ、スケソウダラ、メンメ、ババガレイ、ホッケや潜水ウニなどが上場されました。年明けは1月5日が初セリで北千島を操業中心とする大型底はえなわ漁船、前浜刺し網漁船によって漁獲されるマダラなどの上場が予定されており、加工業界の冬季の原魚確保という大きな期待を担っています。
 根室管内サケ、マス増殖事業協会が管理する各ふ化場では昨年秋以降に採卵、受精させた受精卵が次々とふ化し、アキサケとカラフトマスの稚魚が続々誕生しています。河川の氷が完全にとける4月下旬には5cm程に成長し、5月上旬頃各河川に放流されます。今年、根室市の放流尾数は2,090万尾が計画されており、4、5年後に根室沿岸に回帰します。昨年、アキサケの水揚げ量が極端に少なかった根室では今秋の豊漁に期待を寄せています。

カネヒロニュース「つり情報」
 道東の内水面はほとんどが氷に閉ざされ、長い冬の到来を迎えています。この時期、最盛期を迎えるのが氷上でのワカサギ釣り。普段、釣りをしない人でも果敢に挑戦する人達が増えています。氷に穴をあけてテントを張り、暖をとりながら釣り糸を垂れるといった独特なスタイルの釣りが魅力です。ここ数年、冬のレジャーとしてかなりの人気があり、それに伴ってテント、ウェアー、コンロなどワカサギ釣りに必要な道具の商戦が激しくなり、釣魚が少ないこの時期、釣り具メーカーにとって大きな経済効果を生みだしています。
 内水面漁業組合が管理している水域では盛んにワカサギの放流が行われ、遊漁者から遊漁料を徴収して運営資金に充てています。何かと低収入の内水面漁業組合にとって冬期の収入源は乏しく、阿寒湖や網走湖ではマスコミを利用した観光資源として期待を寄せています。
 釣り上げたワカサギの最もポピュラーな食べ方は天ぷらですが甘露煮、柳川鍋、一夜干し等色々な料理方法で食す事ができ、特に氷上の釣り場で食べるワカサギのみそ汁はなんともいえない味わいです。釣期は氷が緩む2月下旬までで色鮮やかなテントが氷上を彩ります。
2005.1.11


2005年 新春
明けましておめでとうございます
本年もカネヒロのホームページへのアクセス、誠にありがとうございます。
皆様には新年を迎えてますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

私どもカネヒロは従業員一同、根室の海でとれる新鮮な素材を安全・安心な食品として皆様の食卓へお届けできるよう、これからも精一杯努めてまいります。

本年もご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2005,1,6

【2004年】

カネヒロニュース/12月号
 今年も残すところ後1ヶ月となり、何かと慌ただしい師走を迎えました。北海道では寒さも増し、本格的な冬の到来を感じさせます。
 11月末に終了したアキサケの定置網漁は羅臼を除き、例年にない大不漁の年となり、昨年の約半分の水揚げに留まる漁協も少なくありませんでした。最後まで魚価高が継続し、水産加工業者にとっては厳しい結果となりました。アキサケだけでなく、今年は春鮭鱒、サンマ等においても魚価高だったため、原魚代に大きく足を引っ張られる形となりました。
 12月からはロシア200海里内四島周辺水域での小型船によるマダラ延縄漁が解禁され、本格的な冬漁が展開されます。また、たらこの主原料となるスケソウダラ漁も各地ではじまり、北海道の冬の味覚が勢揃いします。

カネヒロニュース「つり情報」
 12月1日現在、根室周辺の各河川は結氷しておらず釣りは可能ですが水温低下によって魚の活性も低下し、かなり難しい釣りとなることでしょう。しかし、エゾシカ猟などで訪れる山林を流れる上流域の支流では例年、イクラを餌にした釣りでアメマスが面白いように釣ることができます。小型魚中心ですが数十匹の釣果は見込めます。小さな溜まりにアメマスが姿を見せて群泳しており、まさに釣り堀の状態です。しかし、自然河川なので入釣のタイミングが大きく釣果に左右されます。いくら寒くても早朝から午前中までが良く、午後になればさっぱりということも珍しくありません。このポイント形成の要因はアキサケやアメマスが産卵した卵を狙って魚が集結したものであり、時期的に限られたものです。
 12月下旬には完全に氷の世界に閉ざされ、氷上のワカサギ釣りの季節を迎えます。
2004.12.1


カネヒロニュース/11月号
 北海道の一部では初雪が観測されたものの、依然として比較的暖かい気候が続いています。
 今年の道東沖サンマ棒受け網漁は道東沖の海水温が高く推移したために長期間ロシア海域での操業が継続し、花咲港への水揚げは好調な結果で水揚げ金額も24時間休漁体制による漁獲制限や積み荷制限によって魚価高を招き、結果的には魚価を維持した形になりました。反面、加工業者にとっては中身のない仕事となり、来季に大きな課題を残した年となりました。また、10月下旬には知床沖オホーツク海域に漁場が形成され、根室港に4年ぶりの水揚げがありました。組成率は40〜50%前後で魚体の良いサンマが主体です。11月上旬には各船サンマ漁を切り上げ、マダラ漁への準備に追われます。
 アキサケの定置網漁は依然、不振で11月末の漁期まで水揚げが保たれない状況です。根室での水揚げは散々な結果で沿岸の水滞形成が悪影響を及ぼしました。好調な水揚げを維持していた羅臼でも魚群が切れ、漁模様は一変しています。定置網への魚群の来遊が終了すると北海道に本格的な冬が訪れます。

カネヒロニュース「つり情報」
 紅葉の落ち葉もかなり少なくなり、原野の河川は静けさを取り戻しています。イトウ狙いにとってはラストチャンスの11月。寒さも増し、魚の活性も低くなってくるためかなり難しい釣りが余儀なくされます。釣り人の気力が釣果を左右する結果となるでしょう。この時期のイトウは越冬を控え、目の前の獲物には必ず反応すると言われ、コンスタントにポイントを移動することが釣果につながります。
 北海道で賑わいを見せていたアキサケ釣りも遡上魚群が切れ各地、釣期は終了しています。沿岸ではニシン、チカ、コマイといった北の魚が主役となり、釣り上げた魚を一夜干しにして食する季節になりました。
 山林ではエゾシカ猟、湖沼ではカモ猟が解禁されており、本州から熱狂的なハンターが道東に訪れています。年々、農業被害が拡大しているため、道東ではエゾシカ猟の期間延長や捕獲頭数が増加しています。雪が舞い降りる12月に最盛期を迎えます。
2004.11.1

カネヒロニュース/10月号
 道内各地で紅葉が色付き、各種味覚祭等のイベントが開催されまさに実りの秋を迎えています。
 8月下旬から本格的に操業が行われている道東沖のサンマ棒受け網漁は今年の道東沖の海水温度が例年に比べて高く推移したためにロシア海域での操業が比較的長く続いていましたが、10月に入りようやく魚群の南下が本格化しています。魚体も中型魚が中心となり、漁も終盤戦に突入しています。
 9月解禁されているアキサケの定置網漁は10月までの1ヶ月間、特に根室では漁模様が思わしくない状況です。魚群は3年魚の中型魚が中心で鮮度等良質のものが少なく、加工業者は道内各地からアキサケを買い付けるなどして原魚確保に追われています。11月下旬までの漁ですが、海水温度が落ち着く10月中旬頃の漁模様に期待が寄せられています。

カネヒロニュース「つり情報」
 湿原にはシベリアから白鳥やカモ類が飛来し、道東に本格的な秋が訪れています。この時期、原野の河川では秋のイトウ釣りのシーズンに入りますが、今年は夏の猛暑と少雨の影響で河川の水が減水しているため、期待薄の状況です。大場所での粘りが釣果に結びつく近道でしょう。またアメマスはこの時期、産卵を控えており中、大型魚のほとんどが上流域へと遡上しています。そのため釣果は希に聞かれる程度です。今後の水位回復が期待される所でしょう。
 道内の河川の河口ではアキサケの遡上が最盛期を迎え、多くの釣果が報道されています。特に道北方面での釣果が良好で10尾程度の釣果が期待されるそうです。年々、密漁の取り締まりが強化されており、マナーの厳守が問われています。
2004.10.4

カネヒロニュース/9月号
 猛暑が続いていた道東も朝晩の風が冷たくなり、秋の気配が感じられます。道東沖のサンマ棒受け網漁は8月20日に解禁された大型船の参入により最盛期を迎えています。しかし昨年同様、大型のサンマが集中的に水揚げされ一時的に価格が急落したために漁獲制限や水揚げ後24時間の休漁といった措置をとり対応しています。一方で買受人側にとっては不利な状況に追い込まれ、希望価格で取り扱えないのが現状です。春鮭鱒が不振の中